武士(もののふ)共の生ける道、それは果てることの無い戦(いくさ)のみ。6月6日獅子一色特別興行第二話「傾いてこその漢花!~散るもあっぱれ獅子一色~」試合結果速報!

初夏の日差しが厳しい蕨・イサミレッスル武闘館には試合開始前から待ち焦がれるようにファンが列を作っている。
この日の最後の戦、第四の戦では大家慶次郎の命により安部捨丸がSTYLE-Eの象徴である田村和宏との一騎打ちに挑む。
序盤にいきなり放った田村の飛びつき十字固めで安部は左腕を痛める。
弱点を狙うのはプロレスの常套手段とばかりに、田村は安部の左腕を集中攻撃。
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劣勢に回る展開になった安部だが、エプロンでの攻防で田村がキックを鉄柱に誤爆すると逆襲に転ずる。
右足に照準を絞ったコーナーからのミサイルキック、足四の字固め。
虚を突いたブルーディスティニーや丸め込み技で追い込み、回転十字固めを決めるとあわや3カウントの場面も作る。
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だが、STYLE-Eの象徴はそんなにやわではない。安部の攻勢を断ち切る膝蹴りからすぐに腕十字固め。
体勢を返すとステップオーバー式の腕固めへ。
極まらないと見るや、コーナーから安部の左腕にニードロップ!
すかさず腕固めを極め絞り上げると、これ以上は危険と手島レフェリーが慌ててストップ。
<第四の戦 捨丸の心意気~狙うは大将首~時間無制限1本勝負>
○田村和宏(14分19秒 TKO勝ち)●安部捨丸 ※腕固め→レフェリーストップ
勝った田村が安部に対して賞賛の言葉を述べる。
「ギブアップしていないぞ!」とレフェリーに詰め寄った安部を叱咤する獅子一色の面々。
9月に行われるであろう新木場での無差別級選手権試合、挑戦者として堂々と名乗りを上げる為、安部捨丸の試練はこれからも続く。
獅子一色対豊臣軍の間で行われた家宝争奪戦は会場内全てを舞台にし、6人の男達が暴れまわる。
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「愛を背負った男」駆動”愛”兼続と「すーぱーらっしゅ」柴田正人の”えびすこまっち”。
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悲しき隻眼、独眼竜・潤とおふうが佐々木大輔・山田太郎と行った戦。
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獅子一色の辿る道、それは果てなく続く戦の道。
夏を前に111名の「獅子民」を前に繰り広げられたこの大会の模様は、6月11日発売の「週刊マット界舞台裏’10年6月17日号」にて詳細をお伝えします。
■その他の試合結果
<第三の戦 ぎみあぶれいく!~豊臣家家宝争奪戦~6人タッグマッチ30分1本勝負>
大家慶次郎&○趙雲’骨’子龍&猿飛恭介(12分8秒 家宝奪取)豊臣宏志&竹田誠志&高尾蒼馬
<第二の戦 酒豪酒乱vs柴田すーぱーらっしゅ~えびすこまっち~30分1本勝負>
○駆動”愛”兼続(9分37秒 完飲)●柴田正人
<第一の戦 悲しき隻眼、独眼竜・潤参戦 タッグマッチ30分1本勝負>
○独眼竜・潤&おふう(10分28秒 片エビ固め)佐々木大輔&●山田太郎
※虎徹(潤の阿吽+おふうのジャンピング・ニーアタック)