12・10リアルジャパン『REVIVAL』 リアルダークが暴走…他団体移籍も示唆

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 12月10日(木)後楽園ホールで開催されるリアルジャパン『REVIVAL』大会の追加カード発表会見が行われた。6人タッグマッチとしてアレクサンダー大塚、石川雄規、稔vs.折原昌夫、タイガー・シャーク、ブラック・シャドーが平井丈雅代表よりラインアップ。
 しかし、出席した折原昌夫は開口一番「リアルジャパン側がまったく僕らの意見を聞き入れてないということが、このカードを見ればホントに分かる。なぜシックスメンなのか?」と憤懣やるかたない様子で不平をぶちまけ始めた。
 さらには「この2人を連れてリアルジャパン以外の団体に乗り込んでもいい」と、他団体移籍も示唆。大荒れの会見となっている。
 9月11日の後楽園大会にて、リアルダークはウルティモ・ドラゴン&稔&グラン浜田を撃破。強豪トリオを退けたことにより発言権を得たトリオは、自ら勝手に制定したタイトル『R.D.W.C.タッグ王座』の正式認定、およびリアルジャパンの至宝『レジェンドチャンピオンシップ』への挑戦権を要求した。
 第3代レジェンドチャンピオンシップ王者アレクはこれを快諾。それまであまり感情を露わにすることがなかったアレクだが、いつになく気迫を込め「ベルトを欲しいという人間がいるからこそ守りたくなる。望むところ」と意気込みを語った。その流れを受け、12月10日の後楽園大会で、リアルダーク対アレクの激突は必至かと思われていたが…。
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「名ばかりの社長」と両サイドから詰め寄られタジタジの平井代表、ブラック・シャドー、タイガー・シャーク、アレクサンダー大塚
 シャドーは「前回、名だたる3人に勝って、今回はジャンケンに勝った人間がその白いベルトに挑戦できるという話で今まで調整を進めてきたんだけど、なんでまたシックスメンという形になったのがよく理解できない」。
 「まあ、こういうカードが出た限りは、中にチャンピオンが入っているんで、俺たちが面白くしていくために、必ずチャンピオンをぶっ倒してやります。あと、この黒いベルト(R.D.W.C.タッグ王座)も、だいぶ認知されてきてると思うんで、そろそろ認められてもいいんじゃないかと。こっちの価値も高めるために、今回必ず勝ちます」と必勝宣言した。
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リアルジャパンのキーマン折原
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