悲痛! 8・26東海プロレス道場『昭和のプロレスを語る会』が、観客0人に終わってしまった!!

 8・26東海プロレス道場で行われた『昭和のプロレスを語る会』は、なんとお客さん0人という悲惨な結果だった。
 会場となった愛知県津島市のこの道場は、平日の夜にはバスが一時間に一本しかなく、交通の便がかなり悪いことも原因の一つだと思われるが、それ以上に思うのは、やはり昭和のプロレスが完全に終わったということだろう。あの8・26からちょうど30年という歴史的記念日であったにもかかわらず、当日発売された週刊プロレスの誌面でさえもそのことに触れた記事はまったくなかった。

以下主催者脇海道のコメント。
「今年はあの夢のオールスター戦から30年という記念すべき年なので、私はこの日にかけていました。自分のような昭和のプロレスを愛する者が8月26日に集まって、心の奥に眠る熱い思いを語り合い、そこからまた何かが始まるのを期待していました。今年の3月にマスカラスが来日した際も、それから7月にシンとブッチャーがハッスルに参戦した際も、わざわざ自費で東京まで出向き、8・26に参戦した当時のトップ外人レスラー三人の現在の姿を生で目撃し、写真に収め、この語る会に集まって戴いた方々に報告するのを楽しみにしていました。
 しかし考えてみれば8・26にワクワクした世代はすでに40代。仕事や家庭に追われ、かつて夢中になったプロレスはネット上で楽しむのがやっとという日々を送っているのではないでしょうか。いくら興味はあっても平日の夜にわざわざ名古屋市郊外の田舎町まで出向くのは現実的に不可能なのでしょう。まさに“昭和は遠くになりにけり”…。そんなことを実感した一日でした」

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(写真左)これはマスカラス、ブッチャー、シンの現在の写真。いずれも今年、脇海道が東京まで出向きこの日のために撮影した貴重なショット
(写真右)道場の別室で一人、客を待つ脇海道。哀愁が漂っている…

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