折原昌夫がまたまた波風を立てた!
蝶野正洋らの参戦が目玉の6月17日(日)リアルジャパン後楽園ホール大会であるが、折原昌夫、タイガー・シャーク、ブラック・シャドーのリアル・ダーク軍が興義館で記者会見。なんと、『R・D・W・C』(リアル・ダーク・レスリング・チャンピオンシップ)と刻印された新設のベルトを披露、タイガー・シャーク&ブラック・シャドー組が王座を防衛?していくという。
どうやら佐山タイガーやリアルジャパンには独断にて、勝手ながら「初代王者としてリアル・ダーク軍が選ばれた」ということのようだ。
口火を切った折原は、「今までのリアルジャパンにないスタイルを僕たちは持っていますから。本物の強さの上に、プロレスとしての楽しさをお客さんに与えていく」と、ストロングスタイル以上のものを見せていくという。
「団体側に認定されるまでは、たとえ誰かに負けようとも、2人にずっとこのベルトを任せる」とも宣言しており、どうやら勝敗を超越した王座のようだ。
6月17日に予定されているのは、グラン浜田、稔、サミー・リーJr.組との6人タッグ戦だ。折原は「虎の遺伝子を持っているヤツは邪魔。だから、サミー・リーJr.だけは徹底的に潰します。アイツはリアルジャパンが作った人間。間違いなくあの男だけは早急に潰します」と敵対心を燃やす。
「今のプロレス界は会社が作ったものの中で選手が動いているけど、そんなのまったくプロレスじゃない」。「俺が知っている初代タイガーマスクや天龍源一郎の世代は、選手が動いて勝手に物事を作り、それを会社がうまくまとめていた。俺はそれをやる。それをしなかったら面白くならない」。
そして「佐山聡に“うん”と言わせるよ。会社のためじゃなく、ファンのためにファイトしていく!」とぶちまけていた。この反乱がリアルジャパンの活性化につながるのか? ベルトはなかなかカッコいいデザインのもので、生かすも殺すも、リアルダーク次第ということになる。
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