ボビー・ラシュリー、総合格闘技3戦目も快勝

5月16日(アメリカ現地時間では15日)、アメリカで行われたローカルMMA大会、MFC21で試合をした元WWEのスーパースター、ボビー・ラシュリーは、なんとわずか24秒、ギロチン・チョークで衝撃的な勝利を飾った。
対戦相手のマイク・クックは、元WWEのプロレスラーであるラシュリーをからかう意味でプロレスのマスクをして登場、挑発を繰り返したが、試合はあっけなかった。
レスリングのがぶりでクックを押さえつけると、そのままギロチン葬。挑発に乗らず冷静に対処したラシュリーはわずか24秒で秒殺勝利を飾った。
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先日、TNAマットに登場し、プロレス復帰を果たしたラシュリーだが、やっぱり本命はMMAである事を改めてアピール。2戦目は判定決着だったが、今回は再び秒殺勝利。これでMMA3連勝だ。
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対戦相手のクックが、元プロレスラーだと挑発したが、日本と違い、ブロック・レスナー、そしてラシュリー共に元WWEのスーパースターでMMAに転向した選手は口を揃えて、MMAとプロレスはまったく別物、自分らはアマレスの選手としてMMAに挑戦している事を繰り返しアピールしている。特にレスナーは自分がプロレスの代表とされる事に嫌悪感をもっているが、ラシュリーもTNAに登場してプロレス復帰したが、あくまで本業はMMA選手と語っている。
そのラシュリーのMMAに対する本気度は、その知名度からすれば、メジャー大会であるUFC、アフリクション、ストライクフォースで試合出来るにも関わらず、そういうメジャーで試合をする前にまず、ローカル大会で経験、実績を積みたいと、自ら志願してローカル大会で転戦している姿勢でも明らかだ。
ラシュリーの次戦は6月27日(アメリカ現地時間)に開催される『ULTIMATE CHAOS』で行われるボブ・サップとのスーパーファイトだ。日本でも知名度のあるサップとの対戦で日本でも注目されるだろう。
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