今週の「マット界舞台裏」は、売れっ子フリーとなった高岩に起きた行方不明騒動に迫る!

09.03.19BUTAIURA.jpg WPFなる謎の団体に買収されたり、移動バスが燃えたり、離脱者が続出したりとここ最近のゼロワンは暗い話題ばかりが続いていた。
 ところが、突然日本中油株式会社なる会社がスポンサーについたことが発表されたのと前後して、にわかにゼロワン本隊を含めてゼロワン周辺が騒がしくなってきた。
 昨年8月に突如ゼロワンを退団した大森隆男。大森の退団については『マット界舞台裏』でも何度となく取り上げ、なかなかほかの団体に上がるには厳しい状況だとお伝えしてきた。ところが、大森と揉めていたノアが地上波放送を打ち切られ、苦しい状況に追い込まれたことが影響したのかどうかは分からないが、なんと15日の新日本プロレス後楽園ホール大会に突如大森が姿を現し、中西学と握手を交わしたという。
 さらに今週の『マット界舞台裏』では、大森のあとにゼロワンを退団した高岩竜一について取り上げている。
 プロレス人気の低迷に加えて、世間一般が厳しい不況に見舞われているせいもあって、一時期ほどフリーランスのレスラーがもてはやされる状況ではないが、なんでも高岩は「ゼロワンを辞めて正解だった」と思えるほど、オファーが殺到しているそうだ。
 確かにヘビー級にもヒケを取らないパワーはジュニア・ヘビー級としては貴重な存在だし、「世界最高峰」と言われていた頃の新日本ジュニアの一員だった高岩だが、失礼ながらいまの高岩にそれほどのニーズがあるのかどうか、いささか疑問である。
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 ところが、今週号の記事を読むと、なるほど、高岩がかなりの売れっ子レスラーだということが分かる。なんと国内の団体に限らず、海外からもオファーがあるという高岩。しかも近く海外で行われる大会ではメインに抜擢されるそうだ。
 そんなフリーのレスラーとして、順風満帆なスタートを切った高岩に行方不明騒動が起きていたことを、今週の『マット界舞台裏』ではスクープしている。
 何でもある団体の試合に高岩をブッキングしたブッカーから、井上譲二記者の携帯電話に「高岩と連絡が取れない!」という電話があったそうだ。試合までわずか11日しかない状況で、ブッカーと連絡が取れなくなってしまった高岩に、一体何が起こっていたのか? ぜひ今週号を読んでお確かめください。
週刊マット界舞台裏'09年3月19日号
神谷享 「給料が半分になっても橋本さんと・・・」高岩竜一インタビュー