元WWEのランス・ケイドの参戦などあるものの、インリン様がハッスルをギャラの未払いで提訴し、こちらの方がプロレス界のみならず、一般で大きなニュースになってしまっているハッスル。
インリン様は自身のブログで、出演料などについて多額の未払いがあるとし「このまま状態を放置することは、私たちの常識と理解を超えました」とコメントしている。
特に同社とは何カ月にもわたって交渉してきたが、期限の約束が何度も破られ、いまだに出演料の支払いが完了していないと、ハッスル側の不誠実さ訴えている事は信用問題に関わってきている。
ハッスル側は内容の確認が取れていないとの回答を出しているが、どう決着が着くのだろうか?
また、あの大晦日に出演した、お騒がせ泰葉も、私もまだ支払われてないと日刊スポーツ紙上で語っている。
前説はなんとニセHG。HGとの抗争、共闘ですっかり人気者になったニセHG。
そしてニセHGは今日は試合が組まれて無いので歌を歌うと、リング上で平井堅の「瞳をとじて」を低い声で熱唱。2番になった時に芸人、ヒライケンジが登場し、2人でリングで熱唱。
そして偽者同士2人でスタートコール。
<第1ハッスル タッグマッチ>
○KIDATA・ロー2009、赤蝮三太夫
(ファルコンアロー→フォール)
●\(^o^)/チエ、KG
KGの女らしさに、色気の無いチエが嫉妬して後輩KGいじめをするアングル。女の醜い嫉妬ドラマを展開している。チエは試合前にKGの背中に「あばずれブス女」という張り紙を貼ってリングインさせる。KIDATA・ロー2009のセクハラ攻撃にKGが苦しむが、チエは助ける気無しで笑っている。そしてチエはわざとKGをビンタをして叩きのめし、その後、KIDATA・ロー2009がKGをフォール。試合後、KGを罵倒するチエは、KGと一騎打ちを要求して、KGに水をぶっかける。泣きながら引き上げるKG。果たして直接対決はあるのか?
<第2ハッスル NWAインターナショナルジュニアヘビー級選手権>
レイ大原
(ノーコンテンスト)
KUSHIDA
若手同士のライバル対決、と言ってもレイ大原が3連勝。遂にこの試合でKUSHIDAが負ければ坊主になるというカベジェラ戦で決着をつける事になった。共にメキシコ帰りだけあって、相変わらずスピーディーな展開が続く。だが、レイ大原がいきなりベルトでKUSHIDAを殴りつける。そのまま、フォール勝ち。そしてモンスター軍がKUSHIDAを捕まえて、抗議するKUSHIDAを無視して、バリカンで髪の毛を刈り続ける。しかし、反則で裁定が覆り、試合続行。だが、モンスター軍が乱入を繰り返し試合にならず、TAJIRIも乱入して大原に毒霧、更に藤田ミノルまで乱入し、収集つかなくなりノーコンテスト。大原は次の幕張でTAJIRIとの対戦をアピールするも、負けてないKUSHIDAも収まらず、師匠のTAJIRIは幕張で再戦させる事を約束。更に藤田ミノルも、俺がハッスルの空気を変えると幕張参戦をアピール。
<第3ハッスル タッグマッチ>
○アラン黒木、RG
(反則)
●タイガー・ジェット・シン、モンスターHG
悪の化身と化したHG、今回はあのタイガー・ジェット・シンと組みどんな残虐ファイトを見せるのか?と注目される一戦。試合も完全にタイガー・ジェット・シンのスタイルの大乱闘パターン。シンとモンスターHG、そしてモンスター軍が凶器、反則何でもありで大暴れ。ターバンをRGの足に巻いてリングから吊り、モンスター軍の反則の限りを尽くし、最後はシンがレフリーに暴行で反則負け。試合後は天龍が助けに入り、なんとか場は納まった
休憩明けは、相変わらずの宣伝コーナー。会場は静まり返っている。
<セミハッスル 6人タッグマッチ>
○越中 詩郎、天龍 源一郎、ナットーマン
(ピンフォール)※坂田がアンジョーを丸め込み
●“モンスターK”川田 利明、アン・ジョー司令長官、小路二等兵
ナットーマン(坂田)が正式にハッスル軍として参戦。果たしてちゃんと試合になるのか?
やっぱり、入場ではナットーマンは現れない。試合は2vs3でゴングが鳴らされる。天龍、越中のベテランコンビが奮戦して試合前半をリードする。そしてアンジョーがナットーマンを挑発すると、ゴミ箱から飛び出したナットーマンがリングイン。しかし、モンスター軍に一方的にやられてしまう。その後も活躍するもずっこけるというナットーマン。だが、最後は棚ボタ式に幕張で一騎打ちをする相手、アンジョーから丸め込みでピンフォール。試合後、小路が指令長官が出るまでも無い、幕張は自分にやらせてくれとアピール、アンジョーと揉めていると、ナットーマンが2人まとめて相手してやる!と宣言。2vs1のハンディーキャップマッチとなった。
シリアスキャラだった坂田から、コミカルキャラのナットーマンに変身したアングル。会場では子供からの人気も出てきて、真面目キャラ坂田がエースでは今後のストーリーが続けるのが難しかったのでこのキャラクターチェンジは一応、成功の様だ。
<メインハッスル タッグマッチ>
○カウボーイ・ランス・ケイド、あーちゃん
(ピンフォール)※ケイドがTAJIRIからフォール
●ボノくん、TAJIRI
試合前のショートコントで、前大会で重病説が流れていた高田総統が登場、ランス・ケイドの美人エージェント・フランソワーズにケイドにビターンをしておいたと報告。
対するはハッスル軍のキャプテンとして登場するボノくん。試合は元々、精彩を欠くあーちゃんがボノくんを気にしてますます精彩を欠く。ケイドは強さを見せ、ボノくんにクローズライン、続いてあーちゃんがなんとムーンサルト。そして最後はケイドがトップロープからのダイビングエルボーをTAJIRIに叩き込みフォール勝ち。ケイドが強さを見せた。
試合後、うずくまるボノくんにかけよるフランソワーズ。色仕掛けでボノくんを陥落させる気なのか?
<高田総統劇場>
そして、前大会で咳き込んで倒れ、重病説が流れていた高田総統が登場。
心配していた会場のファンも安心したらしく、総統コールが巻き起こる。
そして、完敗したボノくんをバカにする。そして、あーちゃんに、お前を明日をもしれぬ目に合わせたボノくんに言ってやれ!と煽る。
あーちゃんは「お前が見捨てるから、毎日ハローワークに言ってたんだ」と挑発。
ボノくんも「よくも裏切ったな」と怒り、2人で「バカ」「アホ」「ブタ!」と子供の喧嘩状態。
そしてフランソワーズが「ボノちゃん、今度の日曜はたっぷり可愛がってあげる、可愛い」
「これからお姉さんが教えてあげるわね」
とボノちゃんを色仕掛けで挑発。
続いて川田がRGが知人の結婚式でバイトの女の子をナンパしてた事など女性問題を暴露し、高田総統と2人でバカにする。RGはしどろもどろ。
そして、最後に総統は、お前らチェンジと叫んでいるが、自分を変える事が出来なければこの夏までに淘汰されると、暗にリストラを仄めかす。
そして、ザ・モンスター℃が腰の手術で長期欠場なので、二代目を大募集、プロアマ問わずに募集するとしてモンスター軍は退場。
ハッスル軍はKGがRGをHGと台詞を間違えて和ませるが、幕張に向けて、みんなでハッスルポーズ、3,2,1ハッスル、ハッスル、イエス・ウイ・ハッスルで締めた。