7日のNOAH日本武道館大会で中嶋勝彦と対戦した三沢光晴が、試合後に1・4新日本プロレス東京ドーム大会への出場を示唆するコメントを出していたが、三沢がドーム大会に参戦することは、今週の『マット界舞台裏』ですでにお伝えしている。
武藤、カート・アングルをはじめとするTNA勢、ミスティコに続いて三沢も参戦となれば、まさしくドーム級の豪華な顔触れが揃うことになるが、せっかくの三沢と中邑の対決も、シングルではなくタッグとなるとトーンダウンの感は否めない。
それだけに三沢参戦の報が、どれほどチケットの売り上げを伸ばすかどうかは分からないが、これだけ豪華なメンバーを集めるのに莫大な経費がかかっているのは容易に想像ができる。恐らく多くのファンが「そんなに金をかけて新日は大丈夫なのか?」と心配しているのではないだろうか?
これで東京ドームが超満員になってくれればひと安心できるかもしれないが、万が一コケるようなことがあったら、一体2009年の新日本プロレスはどうなってしまうのだろうか・・・
ドーム大会終了後には選手の契約更改も控えているだけに、新日ファンはもちろん、新日のレスラーや社員も戦々恐々としているかもしれない。想像しただけでも怖いが、今週号を読んだ新日ファンなら、心配するあまり思わずドーム大会のチケットを購入してしまうかもしれない!?
また、そんな新日の現場から意外な声が漏れ、井上譲二記者の耳に入ってきた!
何とある新日レスラーが「ウチの現場で嫌われている選手が2人いるんですけど、誰だと思います?」と井上記者に聞いてきたという。そこで井上記者が何人かのレスラーの名前をあげてみたところ、驚くことにまったく当たらなかったそうだ。
そして、そのレスラーが明かした“嫌われているレスラー”の名前が、あまりに意外で井上記者も驚いたというのだから興味深い!
しかもそのレスラー曰く、個人的な感情ではなく現場の総意に近いのだそうだ。レスラー仲間から嫌われているそのレスラーとは一体・・・。
今週号を読めば、なぜそのレスラーが嫌われているのかも分かっていただけると思う。それを「プロレスラーなのだから、周りを敵に回してでも我が強いくらいがいい!」と取るもよし、「プロレスとはいえ、同僚から嫌われるのはいかがなものか」と思うもよし。
そのほかにも、伝説の団体W★INGの代表だった茨城氏の意外な近況や、約1年前に元PRIDEスタッフとFEGが大連立する際に、谷川社長が下した前田日明への決断を振り返る「マット界舞台裏アーカイブス2007」も読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。
週刊マット界舞台裏’08年12月11日号