SHOOTBOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2008 リアルタイム速報

■ SHOOTBOXING WORLD TOURNAMENT S-cup 2008
開催日: 2008年11月24日(月)  開始: 16:00  
会場: さいたまスーパーアリーナ

<第1試合 女子50kg契約 2分3R>
○MIKU(判定 3-0)RENA×
 ブラジリアン柔術をベースにトータルファイターとしてDEEPの女子王者、MIKUに対するは空手ベースのRENA。打撃で戦いたいRENAだが、MIKUは組み付いて投げを狙い続ける。2RにはMIKUが投げでポイントを奪い、そのまま投げのシュートポイントで判定勝ち。

<第2試合 70kg契約 2分3R>
○菱田剛気(判定 3-0)与国秀行×
 伝説の不良・アウトローで前田日明のアウトサイダーで名を上げた与国、対するは子供を愛するシーザー道場の熱血先生、菱田と対照的な2人の対決。喧嘩慣れしている与国が1R、突進して投げでポイントを奪うが、2R、経験に勝る菱田がギロチンチョークでポイントを奪い返す。そのまま直線的な相手のパターンを読んだ菱田が与国が突っ込んでくると首を抱えてギロチン、膝と攻めて判定勝ち。

<第3試合 1回戦(1) 3分3R(延長1R)>
○緒形健一(2R TKO)金井健治×
 直前にギャラのアップを要求し揉めて欠場になったブライアン・ロアニューの代わりに金井が緊急参戦となった。じわじわペースを握った緒形が2R、ダウンを2回奪いKO勝ち。万全のスタートを切った。

<第4試合 1回戦(2) 3分3R(延長1R)>
○ルイス・アゼレード(1R 2分7秒 スタンディング肩固め)デニス・シュナイドミラー×
 激戦の欧州予選から勝ち上がってきたデニスに対するは総合で実績のあるシュートボクセからの刺客、アゼレード。試合は最初から打撃戦。デニスが右フックでダウンを奪うが、すぐにアゼレードが打撃戦で組み付き、スタンディングで肩固め。極め技に免疫の無いデニスがタップしてアゼレード勝利。

<第5試合 1回戦(3) 3分3R(延長1R)>
○宍戸大樹(判定 3-0)クリス・ホロデッキー×
 SBの新エース、宍戸に対するは、総合格闘技の実績もあるクリス。総合選手クリスの前に出る攻撃に苦戦する宍戸だが、僅差で判定勝ち。

<第6試合 1回戦(4) 3分3R(延長1R)>
○アンディ・サワー(1R 2分37秒 TKO)エドウィン・キバス×
 S-cup、K-1MAXで王者に輝いている優勝候補筆頭のサワーに対するはバルト3国代表のキバス。キバスはなんと19歳。試合はサワーの横綱相撲でボディーを中心に一方的に攻めてKO勝利。

<第7試合 女子50.8kg契約 2分3R>
○風香(延長 3-0)市井 舞×
 女子プロレスきっての人気アイドル、風香と女子プロレスのトラブルメーカーで女子格闘技であのしなしさとこに勝利の実績のある市井。風香はピンクのダースベイダーに扮し、ダンサーを大勢使って、まるで須藤元気の様な入場パフォーマンス。この派手なパフォーマンスにむかついたのか、風香、市井とも意地の張り合い、技術より感情優先の女同士の殴り合い。1Rには市井がブレイクなのに攻撃しイエローカード。本戦は1-1でドロー。延長はスタミナ切れが見える市井に風香が僅差で判定勝利。

<第8試合 59kg契約 3分3R>
○歌川暁文(1R KO)白鳥剣×
 ベテランの歌川にモンゴルからの新人、白鳥。試合はSBの真髄を教える様に、投げでKOした歌川が勝利。

<第9試合 準決勝(1) 3分3R(延長1R)>
○緒形健一(2R KO)ルイス・アゼレード×
 シュートボクセ特有のひたすら前に出るアゼレードの攻撃に防戦になる緒形。2Rは遂にアゼレードが緒形からダウンを奪い絶体絶命。そのままKOを狙い襲い掛かるアゼレードに緒形渾身のカウンターが決まり、緒形、逆転のKO勝利。

<第10試合 準決勝(2) 3分3R(延長1R)>
○アンディ・サワー(判定 3-0)宍戸大樹×
 サワーが前に出るも、宍戸は自分が勝ってるのはスタミナと長期戦を狙う展開。2Rにはサワーの強烈なボディーで宍戸ダウン。3Rは壮絶な打ち合いになるもサワー有利のまま判定でサワー勝利。

<第11試合 60kg契約 3分3R>
○パジョンスック・ポー・プラムック(判定 3-0)ジュン・ビュング×
 日本選手を苦しめる、タイと韓国の強豪同士のぶつかり合い。やはりあのブアカーオの弟で本場タイの実力者だけあってパジョンスックはダウンを奪い危なげなく判定勝ち。

<第12試合 72kg契約 3分3R>
○梅野孝明(判定 3-0)菊地浩一×
 世代交代をかけたSB勢同士の対決。壮絶な消耗戦の末、僅差で梅野が判定勝利。

<第13試合 決勝 3分3R(最大延長2R)>
○アンディ・サワー(2R KO)緒形健一×
 前回の大会の決勝と同じカードが決勝になった。K-1での鬱憤を晴らし、そして前回の雪辱を果たしたいサワーに、前回優勝以降、あまり勝ち星に恵まれない緒形はここで優勝して、まだまだSBのエースは自分だとアピールしたい所。試合を有利に進めるサワーが1Rにダウンを奪う。そのままの勢いでサワーが3ダウンを奪い圧勝でサワーが優勝した。