雷陣明、復帰戦&最終壮行試合にて、諏訪魔と運命の再戦! 10・11全日後楽園に刮目せよ

 11日、東京・後楽園ホールにおいて、全日本プロレスの新シリーズ『ANNIVERSARY TOUR 2008』が開幕する。
 開幕戦の注目は、なんといってもセミファイナル。先の9・13大会にて試合中に意識を失い、リングを一部解体するまでの処置を施す絶対安静状態で、救急隊に搬送された雷陣明が、1ヶ月の沈黙を破り復帰戦のリングに上がる。その対戦相手は、なんとあの“9・13事件”の当事者・諏訪魔! ブランクとトラウマを振り切った雷陣が、勝利でTNA再挑戦に弾みをつけるのか、はたまた諏訪魔が前回以上のハードヒットで雷陣を返り討ちにするのか、試合内容がまったく読めないだけに大注目だ!
 以下は雷陣、諏訪魔両者のコメント。
 
雷陣 前回の後楽園大会ではファンの方々、及び関係者の方々にご心配をおかけしました。試合終了後は正直かなり悔いがあった。このままでは胸を張ってTNAに行くことはできない。今回は壮行試合というタイトルだけど関係ない。諏訪魔とまた戦えることが楽しみでしょうがない。全日本プロレスの道場で同じ釜の飯を食べ育った諏訪魔と自分、そして全日本で身につけた集大成が出せる試合になる。今回の試合に関して、前回のアクシデントで戦いにくいということはない。前回以上にガンガンきてほしい。TNA参戦前に遠慮することなく闘えるチャンス。雷陣明のインパクトを残し絶対勝ちにいきたいと思います。
諏訪魔 まず、やりにくいと思ったらこの試合は受けてない。ただ、前回のようなラフファイトにはならない。前シリーズを通して、自分のクオリティを上げることができた。まぁ、それは観てもらえれば分かるよ。ただし、俺のファイトスタイルは変わらないし、変えるつもりもない。俺は俺のファイトスタイルを貫くだけだ。友情とかそういうものは関係ない。俺は叩き潰すだけ。雷陣は前回以上に勝ちを狙ってくるだろうな。しかし俺はそれを上回る力の差を見せ付けて勝つだけだ。いつもと変わんねぇよ。雷陣には、“おもいっきりこいよ”と言っておく。ただしこっちも全力で叩き潰す。
081011-suwamaraijin.jpg
まさに運命…因縁は、リングで清算するしかない!!
 そしてメインでは再結成天コジが鈴木みのる&太陽ケアの世界タッグ王座に挑戦、他にも先月29日付で全日本に正式入団した近藤修司が、全日本隊の一員としてブードゥー・マーダーズと初激突と、話題に事欠かない開幕戦は、18:30にゴング!
 
 
■全日本プロレス『ANNIVERSARY TOUR 2008』開幕戦
2008年10月11日(土)開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
<第7試合 世界タッグ選手権試合>
太陽ケア、鈴木みのる(第55代王者:2度目の防衛戦)
vs
小島聡、天山広吉(挑戦者)
 
<第6試合 雷陣明最終壮行試合>
諏訪魔
vs
雷陣明
<第5試合>
武藤敬司、西村修
vs
真田聖也、征矢学
<第4試合>
カズ・ハヤシ、近藤修司
vs
TARU、“brother”YASSHI
<第3試合>
土方隆司
vs
TAKEMURA
<第2試合>
KAI、大和ヒロシ
vs
NOSAWA論外、MAZADA
<第1試合>
荒谷望誉、エルビス・シャープ
vs
平井伸和、シェーン・チャング