戦極 〜第五陣〜 速報

戦極 〜第五陣〜
会場: 東京 国立代々木競技場第一体育館
第8試合 ライトヘビー級 5分3R
○シャンジ・ヒベイロ(3R3分49秒 TKO)杉浦 貴×
鳴り物入りの総合デビュー戦のジャンジとノアからの使者、杉浦。柔術家vsプロレスラーという二昔前っぽいマッチメイクで1Rはそのまま典型的な柔術vsプロレス的な展開。ジャンジがテイクダウンしてマウント、腕十字、杉浦が何とか耐える。しかし2R、ジャンジのタックルを読める様になった杉浦が凌ぎ、そのままコーナーで揉み合いブレイクを繰り返す。3R、杉浦のローブローがあったが、基本、コーナーで揉み合いが続く。しかしラスト1分でジャンジがいきなり猛ラッシュで杉浦血だるまでKOされる。意外な結末だった。
第7試合 ヘビー級 5分3R
×トラビス・ビュー(1R4分11秒 TKO)キング・モー○
藤田を秒殺して一躍、日本でも有名になったビューに、ホジャー欠場で急遽、代役として呼ばれたモー。何故かモーはセクシーな女性ダンサーを引き連れて派手に登場。モーの変則的な打撃に攻めあぐねるビュー。しかし1Rラスト1分にモーが片足を上げての右パンチが炸裂。そのまま崩れ落ちるビューにモーが追い討ちをしてレフリーが止めた。
第6試合 ミドル級グランプリシリーズ2008一回戦 5分3R
×近藤有己(2R1分08秒 チョーク)佐々木有生○
もう負けられない近藤だが、佐々木の手堅い試合運びに阻まれる。1Rはひたすら逃げ続ける佐々木に近藤が焦りを誘った。2R、焦りから早めに組みにいった近藤を佐々木がじりじりグランドに引き込みチョーク。佐々木は大金星。
第5試合 ミドル級グランプリシリーズ2008一回戦 5分3R
○中村和裕(判定 3-0)ポール・カフーン×
UFCで連敗でリストラされた中村に英国トップ選手のカフーン。前半は打撃のカフーン、グランドの中村という展開だが、後半は両者スタミナが切れてきて、2~3Rはカフーンがグランドで上を取るがその後、決め手が無い。3R最後の1分で中村がテイクダウン。中村にサッカーボールキックの反則もあり、内容もお互いに決め手が無いが判定は中村。ホーム判定な上、かなりの塩試合で株を下げた内容だった。
第4試合 ミドル級グランプリシリーズ2008一回戦 5分3R
○ジョルジ・サンチアゴ(2R3分37秒 肩固め)ローガン・クラーク×
佐々木から腕十字で衝撃的な勝利を収めたサンチアゴに三崎からダウンを奪ったクラーク。序盤クラークがラッシュを仕掛けるも、サンチアゴがグランドに引き込み翻弄する。足関節、アームロック、腕十字などを必死で逃げるクラークだが、最後は肩固めでタップ。
第3試合 ミドル級グランプリシリーズ2008一回戦 5分3R
×エヴァンゲリスタ・サイボーグ(1R22秒 肘脱臼でタップ)シアー・バハドゥルザダ○
瀧本に劇的な勝利をしたサイボーグに三崎と互角の試合をしたシアー。しかしシアーのテイクダウンのもみ合いでサイボーグがマットにおかしな方向に手を付いて脱臼。アクシデント的な結末だった。
第2試合 ライト級 5分3R
○國奥麒樹真(判定3-0)クォン・アソル×
試合が動いたのは2Rから。国奥がテイクダウンからチョーク、腕十字と攻めるが、アソルが必死に凌ぐ。3Rも国奥がテイクダウンで試合を支配するが、国奥の腕十字を逃れたアソルが上になりパウンド。判定は終始、試合を支配した国奥が3-0で勝利。
第1試合 ライト級 5分3R
○ホルヘ・マスヴィダル(1R1分57秒 TKO)ライアン・シュルツ×
レスリングエリートのシュルツに対するは街のケンカ屋、マスヴィダルという対戦。打撃戦から、タックル狙いに切り替えてきたシュルツのタックルに合わせたマスヴィダルのカウンター、そして膝蹴りが炸裂。そのままうつぶせに倒れるシュルツにマスヴィダルが追い討ちのパウンドでレフリーがストップ。