佐々木貴がシャドウWXを豪快蛍光灯KO! デスマッチ王座挑戦権を強奪! 9・14大日本後楽園大会

 3連休中日の14日夜、ほぼ満員の1,277人(主催者発表)を動員し、大日本プロレス後楽園ホール大会が行われた。
 メインのタッグマッチは凶器持ち出し自由の「スパイダーネットデスマッチ」。シャドウWXが保持するデスマッチヘビー級王座への挑戦権を巡り、ライバル関係にある佐々木貴と宮本裕向が、タッグパートナー同士ながらも火花を散らした。
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リング上は、ご覧の通りの凶器天国。不気味な静寂が流れる
 試合は場外ハードコア戦を皮切りに、リング内外に張りめぐらされた有刺鉄線スパイダーネット、有刺鉄線グローブ(アブドーラ小林持ち込み)、有刺鉄線バット(WX持ち込み)、世界一辛い唐辛子「ジョロキア」を使用したデスソース(WX持ち込み)、そしておなじみ蛍光灯(宮本持ち込み)と、ありとあらゆる凶器が持ち込まれる何でもあり状態。
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グローブにバット!
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スパイダーネット!
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蛍光灯! 蛍光灯!! 蛍光灯!!!
 最後は佐々木がWXからデスソースを奪い返し、WXの傷ついた頭にたっぷりと振りかけ形勢逆転。豪快な破裂音を立てながら、右足with蛍光灯をWXにヒットさせ、20分を超える血みどろタッグ死闘を制した。
 試合後佐々木は「もう俺しかいねえだろ!」と、堂々のデスマッチ王座挑戦宣言。WXも「俺は逃げねえよ。血の海に沈めてやる!」と返り討ち宣言で快諾。近日中のタイトルマッチ実現が確定的となった。なおタイトル戦の日時と会場は、11・3盛岡大会が有力視されている。
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最後は貴の大・逆・襲!!
 
 セミのタッグ選手権では、関本大介・マンモス佐々木の王者組が、葛西純・黒天使”沼澤邪鬼の挑戦者組による、当初クリーンファイトを装いながら反則ファイトに切り替える騙し討ちに苦しみながらも、体力差を生かしリング内外の闘いで邪猿気違’Sを徐々に圧倒。最後はこの日好調のマンモスが29歳で沼澤をネジ伏せ、王座防衛に成功した。
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クリーンに握手を持ちかける葛西と沼澤だったが…
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やっぱり、マトモに終わるハズがない!!
■大日本プロレス 後楽園ホール大会
9月14日(日)開始:18:30
会場:東京・後楽園ホール
<メーンイベント 凶器持込み自由 スパイダーネットデスマッチ 30分1本勝負>
●シャドウWX、アブドーラ・小林
(22分52秒 右脚with蛍光灯→片エビ固め)
○佐々木貴、宮本裕向
<セミファイナル BJW認定タッグ選手権試合 30分1本勝負>
[王者組]関本大介、マンモス佐々木○
(21分12秒 29歳→体固め)
[挑戦者組]葛西純、●“黒天使”沼澤邪鬼
※王者組は3度目の防衛に成功。
<第4試合 ハードコアタッグマッチ 30分1本勝負>
○伊東竜二、木高イサミ
(14分42秒 ドラゴンスプラッシュwithチェアー→体固め)
石川修司、●星野勘九郎
<第3試合・再試合 メンズワールド>
MEN’Sテイオー、怨霊、●忍、KUDO
(13分55秒 トルネードクラッチ)
○大石真翔、佐藤悠己、ツトム・オースギ、ヘラクレス千賀
<第3試合 メンズワールド>
MEN’Sテイオー、●怨霊、忍、KUDO
(0分21秒 反則)
大石真翔、○佐藤悠己、ツトム・オースギ、ヘラクレス千賀
<第2試合 タッグマッチ 30分1本勝負>
大黒坊弁慶、近藤博之○
(9分45秒 スワントーンボム→エビ固め)
谷口裕一、●末吉利啓
<第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
井上勝正、●大橋篤
(11分45秒 逆エビ固め)
○石川晋也、岡林裕二