今週の「マット界舞台裏」は菅林社長辞任騒動の真相と、新日本が推し進めているマル秘プランに迫る!

08.09.18BUTAIURA.jpg 新日本の至宝・IWGPヘビー級王座が全日本に流出して、はや4カ月半。8・31全日本プロレスの両国大会で今年のG1クライマックスを制した後藤洋央紀が、武藤の持つIWGPヘビー級王座に挑戦したが、あえなく惨敗。するとその翌日、後藤が奪還に失敗したことに責任を感じた菅林直樹社長が、新日本の社長を辞任するという一部報道が!
 この報道を目にしたほとんどのファンは「どうせ話題作りのアングルだろ?」と思ったかもしれないが、今週の「マット界舞台裏」で井上譲二記者は、IWGP流出がその理由ではないものの、「菅林氏が社長辞任の意思を持っていたのは事実である」とズバリ書いている。
 一時期の低迷期をやっと抜け出し、ようやく上昇ムードに乗ったと思われるここ最近の新日本プロレス。低迷期とされる頃は、藤波、草間氏、サイモン氏と現役のレスラー以上の個性を発揮する社長にも問題があったと思われるが、その点菅林氏はあくまでも黒子に徹し、リング上の話題だけでここまで盛り返した。それなのに、なぜこのタイミングで辞任なのか?
 まさしく福田首相ばりの“投げ出し辞任”と眉をひそめたくなるところだが、どうやらその原因として、またもやアントニオ猪木の影が見え隠れする。さらに菅林氏の成功を妬む者もいるようで、菅林氏の気苦労は絶えないようだ。
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 そんな新日本に関して、井上記者が今年最大のスクープをゲット!
 井上記者が「いま、新日本が水面下で推し進めているビッグプランが現実のものになれば、プロレスファンを卒業した人たちもド肝を抜かれるに違いない!」とまで言い切るこのマル秘プランだが、これはしばらく「日本プロレス界の盟主」の座をNOAHに譲っていた感のある新日本が、近年の上昇ムードに乗って、いよいよ盟主の座奪還に動き出すようなのだ。
 戦極との興行戦争が勃発しそうな来年1・4だが、新日本はこのマル秘プランの発表という、超ド級の隠し玉を持ってくるかもしれない。それだけのビッグプランをこの段階でスッパ抜いた井上記者のスクープは、ぜひダウンロードしてご覧ください。
 このほかにも、NOAHが突如全日本や新日本との交流を解禁し、プロレス大連立によるマット界の活性化が始まりそうな気配にもかかわらず、その反面で外敵の佐々木健介が奪取したばかりのGHCヘビー級王座への第1挑戦者がモハメド・ヨネに決まった矛盾や、“荒鷲二世”として総合格闘技デビューした坂口征夫が、実は無我ワールド(現・ドラディション)でプロレスラーとしてデビューさせる話を取り上げた「マット界舞台裏アーカイブス2007」など、今週も読み応え十分! 是非ダウンロードしてお読みください。
週刊マット界舞台裏’08年9月18日号