18日昼に、東京・ファーストオンステージ事務所にて、大谷晋二郎が会見を開き、初出場を果たしたG1クライマックスの総括と、29日後楽園ホール大会での対戦が決定した永田裕志戦への意気込みを語った。
会見にはファーストオンステージ・中村祥之代表取締役も同席し、中村取締役より29日後楽園大会での大谷vs永田戦の決定が発表された。
中村取締役「僕の中では大谷晋二郎に、初出場のG1で決勝まで行ってもらいたいという気持ちがありました。僕が決勝で見たかったカード、大谷vs永田を29日の後楽園で組ませていただきます。試合形式は火祭りとG1の決勝戦と同様に、時間無制限1本勝負で行います」
以降、大谷との一問一答。
「結果として決勝には残れませんでしたが、開幕から最終戦まで、何一つとして微塵も妥協せずに闘いました。そこは胸を張って言いたいです。
特に思い入れの強い試合を挙げるとしたら、小島聡と、ジャイアント・バーナードとの試合ですね。負け試合を『いい試合』と振り返るのは悔しいんだけど。
小島と僕は、お互い似たような気持ちがあったと思うんですよ。お互い新日本を飛び出した者同士、俺たちの生き様を今の新日本のレスラー、ファンに見せつけてやろうぜ! っていう思いがね。
バーナードには、よくぞ思いっきり叩き潰してくれたなコノヤロー! っていう思いがありますね。間違いなく、これからの僕の標的になる相手です。
永田戦は、今日オファーを受けました。一言で言えば、『望むところだ』。闘って勝った時に、『新日本を制したぞ!』という思いになれる相手は、やはり永田裕志なんじゃないかなと。いろいろな思いを胸に、永田と闘いたいと思います。あとは永田がどれだけこの試合に懸けているか、本人のコメントを聞きたいですね」
――いろいろな思いを見せたいとは、具体的にどういうことなんですか?
「僕にも永田にも、お互い背負っているモノがありますけど、G1に出てた全選手の中で、自分が一番、背負っているモノが大きいという自負はあります。内容も大事ですけど、この試合は結果を残したいですね」
――団体対抗戦になる、という自覚は…
「大谷晋二郎と永田裕志が闘えばね、それは必然的に団体対抗戦になります。そういったモノも背負って闘わなくてはいけないという気持ちは、当然あります。でもそれ以前に今回は、一人の男、一人のプロレスラーとして闘いたい。言ってみれば、G1に出た時の気持ちと一緒かな」
――G1を闘い終えて、肉体的なダメージはありますか?
「今なら1日に、やれて7試合、もしくは8試合だね。この答えで今のコンディションをわかってもらえると思うけど」
―― ……(取材陣、沈黙)。
「今の質問はね、普通の人間に対しての質問だから。僕はね、プロレスラーという名のスーパーマンだから! いつもだったら1日10試合できるんだけど、申し訳ない、今日は8試合までだねっていう、今はそういうコンディションだね」
カメラマンのリクエストに応え、永田のお株を奪う敬礼ポーズをキメた大谷。
「あの人のポーズ、なんでいつも敬礼なんだろうなぁ(苦笑)」
■ZERO1-MAX 後楽園ホール大会
2008年8月29日(金)開始:19:00
【対戦決定カード】
<スペシャルシングルマッチ ZERO1 vs NJPW 時間無制限1本勝負>
大谷晋二郎
vs
永田裕志(新日本プロレス)
<インターナショナルジュニアヘビー級選手権 60分1本勝負>
[王者]日高郁人
vs
[挑戦者]田口隆祐(新日本プロレス)
「俺は超人、プロレスラー。G1疲れなんてない!」 大谷晋二郎、お盆明け初日にアツ過ぎるG1総括
未分類