「FOSで新規興行の主催もあるかも」 FOS中村取締役、29日ZERO1後楽園大会以降の新体制に言及

 18日昼のZERO1-MAX大谷晋二郎の会見の後、ファーストオンステージ・中村祥之代表取締役より、29日後楽園ホール大会以降の新体制について、説明が行われた。
 「新体制というと、語弊があるのかもしれませんが。要するに、これまでファーストオンステージ(以下FOS)イコールZERO1-MAX、と捉えられてきた部分の【棲み分け】ですね。
 例えばの話ですが、今、ハッスルとFOSは提携関係なんですけど、表面的にはどうしても、ハッスルとZERO1-MAXが業務提携を結んでいるように見えてしまう。それと今度行われる『プロレス・エキスポ』(10・24~25、東京・両国国技館)でも、問合わせ先がFOSになっているので、どうしてもZERO1-MAX主催の興行であるかのように見えてしまう。」
 「そもそもZERO1-MAXとは、FOSの社長でもある大谷晋二郎が全権を受けて、命を懸けて守っている団体であり、FOSはZERO1-MAXをサポートする運営会社です。
 これ以上ZERO1-MAXの現場の選手が混乱することのないように、棲み分けをしていきましょうということです。なので、今後はFOSとZERO1-MAXの足並みが100%揃わないケースも出てきますよ、ということなんです。今後FOSがハッスルや『PREMIUM』を主催することもあるかもしれませんし。新規イベントには積極的に参加していきたいと思います。」
 「29日の後楽園大会から、ZERO1-MAX単体の興行となり、私どもも新体制となります。今後ZERO1-MAXの運営は、選手側に100%任せます。そしてZERO1-MAXは今後、事業化・法人化もしていかなくてはならないと思うのですが、そこに至るには、人員がまだ足りない部分があります。でもそこも時間をかけて、段階的に進めていきたいですね」
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「まぁ、新しいことを始める時には、いろんな噂が出ますからねぇ(苦笑)」
FOSとZERO1-MAXの不仲説を否定した中村取締役