ハッスルってなんぞや? ― 初心者の一人語り 其の三

 少し前ですが、ニュースで「インリン様vsボノちゃん戦決定!ボノちゃん生みの親に牙をむく」と言う記事を見つけてしまいました。なんじゃこらー!!と思ったのと、花魁姿のインリンが綺麗だったのがかなり印象に残っておりまして、今日やっとその例の映像を見てまいりました。

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闘竜182号

 見た感想の前に、まず一言。川田こんなとこにおった!!・・・です。しかもこんな面白い人だったとは。詳しくは4月16日のハッスル・ハウスをご覧あれ。とまぁ、そこから、ハッスルにはどんな選手が出ているのだろうと興味を持ちまして、ちょいと調べてみました。すると出るわ出るわ。私が知ってる選手だけでも、天龍源一郎にアブドーラ・ザ・ブッチャー、グレート・ムタまでいました。

 さらに、ハッスルのオフィシャルHPの登場人物一覧の中には、2005年にお亡くなりになられた橋本真也選手の名前まで。その名前を見たとき、この人もハッスルに居たんだ・・・と言う思いと、亡くなっても名前を消さないハッスルと言う団体に、かなり好感を持ちました。

 で、話を戻しまして、ハッスルの試合ですが、見て感じたのは、プロレスを完全にエンターテインメントとしてみてるなということ。でも、これが嫌じゃないんですよね。なんと言いますか、中途半端に同じようなショーを繰り広げてるより、ここまではっきりとショー化してしまってるほうが見てて楽しい。割り切っちゃうと、色々やれることも広がりますし。現に、ハッスルはやりたい放題ですし。ここまで出来ると、シナリオ作る人も楽しそうだ。
 
 しかし、かといって全ての試合にお遊びを持ち込むかと言うとそういうわけでもない。遊ぶところは思いっきり遊んで、決めるところはちゃんと決める。と、私には見えました。ハッスルは、プロレスを知ってる人でも知らない人でも楽しめるように、ちゃんと作ってる。どうりで人気があるわけですよ。

 正直、私はお遊びのプロレスが好きではありません。なので、ハッスルも同じように避けていました。しかし、こういうものだとわかった今、今度からは、これも一つのプロレスの形とみてもっと積極的にみていこうと思いました。

 山口敏太郎事務所
          梅季颯