K-1ワールドグランプリ、前日公開記者会見のキーワードは世代交代!?

 K-1が公開記者会見をフジテレビオフィスタワー1Fロビーにて開催した。一般公開ということもあってか、受付開始の2時半には早くもカメラ位置確保に乗り出すファンも少なくなく、3時には会場は満杯に。
 たまたまお台場に遊びに来ていた方が立ち寄ったというのは少なかったようだ。もっとも熱心なファンが詰めかけたという風でもなく、熱気が感じられなかったのが不安材料であろうか。
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 大阪のIGFのように、ケビン・ランデルマンがドタキャンすることもなく、出場する全18選手が問題なく顔を揃えた点はK-1の規律のなせる業なのか。
 それにしても、スーパーヘビー級王座が賭けられた王者セーム・シュルトと、挑戦者マーク・ハントの身長差が、目の前で見ると想像以上だったのが印象に残る。また会場人気では、マイティー・モーの登場には声援が飛び、ベテランの貫録か知名度のなせる仕業か、武蔵も大物扱いだったのがおかしい。一般客が混じると、どうしても澤屋敷純一は見劣りしてしまうのだ。
 会見全体では、なぜか「世代交代」の台詞が頻繁に出てきた。フジテレビのプロデューサーまでが「格闘技番組は視聴率が良くないが・・・・」と、弱気だったのが気にかかる。世代交代が必要なのは、執行部のほうなのかも知れない。
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