「Let’s Kick with J the 2nd」3大タイトルマッチレポート

4月11日に後楽園ホールで開催されたJ-NETWORKの大会「Let’s Kick with J the 2nd」では、3つのタイトルマッチ(王座決定戦含む)が開催された。写真付きのレポートをお送りしたい。
▼スーパーウェルター級王座決定トーナメント決勝 3分5R
○廣野 祐(NPO JEFA/同級1位)
VS
×川端健司(チームドラゴン/同級2位)
スーパーウェルター級の王座を決めるトーナメント決勝。千春桃白白をTKOに追い込んだヒジを積極的に狙っていく廣野に体して、川端がローで牽制する展開が続く。3R、狙い通り廣野のヒジが川端を切り、消耗の色濃い川端になおも廣野のヒジが襲いかかる。5R、廣野が3回のダウンを奪って勝利。
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▼セミファイナル ウェルター級タイトルマッチ 3分5R
○北山高与志(S.F.K/同級王者)
VS
×渡辺雅和(チームドラゴン/同級1位)
SFK対チームドラゴンの対抗戦の様相を呈したこの試合、序盤から激しく動いてチャンスを狙う北山に対して、冷静にカウンターを狙う渡辺という展開。3R、ついに渡辺を捕らえた北山は、ヒジでTKO勝ちを奪い、防衛を果たした。試合後のインタビューではヒジによるTKOを「狙っていた」と語り、チームドラゴンへの対抗心をむき出しにした。
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▼メインイベント ヘビー級タイトルマッチ 3分5R
×ファビアーノ・サイクロン(TARGET/同級王者)
VS
○シング・心・ジャディブ(パワーオブドリーム/同級1位)
外国人同士のタイトルマッチとなってしまったこの対決、昨年12月にRISEのリングで対戦したときにはファビアーノがKO勝ちを収めている。雪辱戦という意味でも注目を集めたカードだったが、期待とは裏腹に両者とも消極的な駆け引きが続き、不完全燃焼の結果となった。判定で勝利を収めたシング自身も、勝利者インタビューで試合内容に対する反省をしきりに口にしていた。
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なお、試合の模様はスカパーの「スカイ・A」にて4/18の22:15からと4/21の22:15から放映される。
すぎたとおる 山口敏太郎事務所
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