噂のサミー・リーJr.が掣圏真陰流「興義館」にて佐山聡と打撃特訓

 いよいよ3・13リアルジャパンプロレス後楽園ホール大会にてデビューするサミー・リーjr.が、初代タイガーマスクと打撃特訓を積んだ。
 この日、テレビ局の撮影取材があったため道場事務所に居合わせた初代タイガーマスク総監は、謎のマスクマンの道場練習を許諾するだけでなく、その血がうずいたのか、総監自らサミー・リーJr.の仕上がり具合をチェック、直接指導に乗り出したのである。
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 黄色いトラックスーツを身にまとい来館したサミー・リー Jr.のマスクは、さらに改良が加えられていた。同行した通訳によれば、世界一のマスク制作業者と何度も試作を繰り返した後にたどりついた最終完成バージョンだという。
 先週の初来館では会えなかった、肉親の可能性が高いとされる初代タイガーマスクと遂に対面がかない、胸を躍らせたサミー・リー Jr.であったが、入念な準備運動に続き打撃特訓を開始。
そのメニューは
【1.サンドバッグへのパンチ、キックの打ち込み】
【2.ビッグミットへのキック打ち込み】
【3.リアルジャパン新人レスラー(斎藤)とのマス・スパー-リング】
となり、合計90分に及ぶ長丁場であった。
 初代タイガーマスク総監から、ハイキック及びローリングソバットの指導を受けたサミー・リー Jr.は天才的な飲み込みの速さで、ミットめがけて実践!その動きには「格闘技の天才」である初代タイガーマスク総監も英語で「ベリー・グッド!」、「イッツ、パーフェクト!」と絶賛!
 わが子(?)の身体能力の高さに納得の意を示していた。
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サミー・リーJr.のミドルキックに、佐山聡総監は合格点を与えた。
 サミー・リーJr.は通訳を通して、「初代タイガーマスクに指導していただけるなんて夢のようです。今日、教えてもらった技を出して勝ちます。また出来れば、ルールは、欧州式のラウンド性でいければ、真の僕を出せるのでは、とも思っています」とコメントを残し、興義館を後にしている。
 天龍源一郎と初代タイガーマスクとの激突など、話題沸騰のリアルジャパンプロレス後楽園ホール大会は見逃せない。果たしてサミー・リーJr.は、佐山総監の欧州遠征時代の忘れ形見なのであろうか。その答えは3月13日のリング上で明らかになる。