初心者の書くプロレスコラム「取材、瀧本誠選手 其の2」

 なんとか道場の片隅に陣取って取材の用意と、心を整える。しばらく待っていると、道場の奥から瀧本選手が姿を現した。
 ジャージ姿だったので体の筋肉とかは見えませんでしたが、がっしりとした体つきで、あぁこの人は格闘技をする人なんだと改めて実感しました。
 まずは公開練習からと言うことで、3分×1ラウンドの打ち込み稽古(というのでしょうか)から始まりました。相手はなんと、WBCムエタイ世界ミドル級王者、ラムソンクラーム・チューワッタナ選手。
 いやぁ、当然とは思いますが、映像と生では迫力が全く違いますね。瀧本選手が、パンチや蹴りを繰り出すたびに道場内中に響き渡る、打たれるミットの音。そして、瀧本選手自身から発せられる気迫。なんていうか、こう、体中にびりびりくるようでした。
 練習でこれだけのものを見せてくれるのですから、試合ではどれだけすごいモノを見せてくれるのでしょうか。
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 そのあと、会見が行われまして、瀧本選手は「どれくらいの力がついたのかは自分ではわからないが、追い込み練習ではなく、地道に練習をつんで体を作っている」と、俺の力を、言葉ではなく、試合を見て自分で判断しろと言う意味にも取れる発言をしました。
 また、来月5日に行われる試合については、「相手選手(エヴァンゲリスタ・サイボーグ)の得意な打撃の対策は当然している。作戦?そんなものは考えていない。何事もやってみなければわからない」と強気な発言。
 今日から丁度1週間後に行われる「戦極―SENGOKU―」が果たしてどんな試合になるのか。今からとても楽しみです。
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 何とか事無きを得ました、初取材。プロの方々に混じって、もみくちゃにされながら、なんとかやってきました。
 取材だけではなく、一格闘ファンとしては別の意味でも楽しませていただきました。
選手の方々、本日は本当にありがとうございました。