アメリカノプロレス ガクヤ編①indy業界は世相を反映

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日本とアメリカ、近いようで遠いこの国の間には、たくさんの差がある。wrestlingに関しても、それは例外ではないようで。
今回は、back stageのオハナシ。いわゆるガクヤでも自分が参戦したindy promotionに限って言えば、日米の差はあります。
日本のガクヤはshow特有のあわただしさはあるけれど、全体的に落ち着いた感じ。あんまり人の出入りも無くて、ベテランwrestlerはどっしり落ち着いている。みんな入り時間も早いし、showが終わって暫くするまで大体の人が留まっている。
それに対してアメリカのback stageは良く言えば元気がよくて、ちょっと慌しい事が多い。showの掛け持ちをするwrestlerがなかなか到着せず、そのせいで試合順が変わることもあるくらい。他にもvideo撮りをしてる人も居るし、自分の試合が終わったらスグ帰る人もいて、常に人が動き回っている印象。
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アメリカのCZWでプロレス・デビューした関西在住のkabukikid選手
これは、団体で活動する日本とfreelancerが多いアメリカという、indy業界の世相を反映しているように思う。
日本で団体に所属する人はそれぞれの役割が決まっていて、それに従ってshowの前、最中、後とキビキビと働いている。だからガクヤにも一種の規律が出来上がっている。移動もみんなでする。
freelancerの多いアメリカではなかなかそうはいかず、それぞれが自分の都合に従って行動するし、またそうせざるを得ない。次のshowへの移動や長距離移動が必要な人は早く帰っていくし、なんとなく最後まで残っている人も居たりして。もちろん、big showの時は緊張感満点だけどね!
最近は日本でもfreelancerを集めたshowが増えているので、今後はガクヤのアメリカ化が進む。。。かもしれないですね。でも、showの表面に現れないこういう部分こそ、なかなか変化しないのかもしれないなぁ。
今回はback stage全体の話。次回は、episodeを交えてwrestlerの実態に迫りたいと思います。
<本稿は、kabukikidの限定的かつ私的な体験を元に書かれたものです。アメリカの、そして日本の全てのwrestlingに関するものではありません。アシカラズ。>
kabukikid
そういえば!2/11.12にはtokyo付近でWWE-RAWがshowを行うんだね!楽しみにしている人も多いんじゃないかな?WWEがアメリカではない国で行うshowは、どんなものなんだろう?ワタシも興味があるよ!