アメリカノプロレス ガクヤ編②試合開始3時間前会場入り

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wrestlerにとってガクヤは大切な場所です。ただ荷物を置いて、試合前に着替えて、終わったらまた着替えて帰るまで待機するところ、というわけではありません。今回は、アメリカのindy showでwrestlerが楽屋に来て帰るまでを再現してみます。
まず、会場入りは平均して試合開始の3時間前くらい。自分の所属する団体だともう少し早くなって、会場設営をします。各promotionにringバンチョウがいるので、その人の指示に従ってringを組んだり、椅子を並べたり。ほとんどの人がtaxiか自分の車での会場入りで、一度busを使って行ったら驚かれたことが。
wrestlerの私服はお洒落かtrainingそのまんまか両極端で、ring上とのgapが面白い。試合ではボロボロのシャツとパンツを着てる某wrestlerが、黒いパンツとブーツ、真っ赤なシャツにハットをかぶってかっこよく登場したり。逆に、coolな印象で売っている人が寝起きそのものの格好で到着したり。
で、会場入りをするととりあえずみんなに挨拶。初めて会った方には名前を言って、握手をするのが基本。仲のいい同士だとhugをしたり近況報告をして、自分が連れてきた人の紹介なんかも済ませる。
設営が終われば、自分の試合開始までは基本的には自由時間。でも、VTRを撮ったり、急なカード変更、promoterからの指示があったりするのであまり外には出ず、出るときは誰かに「ドコソコに行ってくるね。」と告げてから動いたりします。
showのための身支度や準備運動はモチロンするんだけど、back stageは情報交換の場でもあります。どの地域がslowだとか、すごい新人が現れたとか、使っているsupplementのこと、一番美味しいpizzaはどこにある、とか。大切なものからそうでもないものまで、雑多な情報が交換される。これは、日本でも変わらないかな。
でもshowの前後のヒマツブシは、こういうオシャベリだけでは少し足りない。そうなると、どこからか誰かがcardsを持ってきてgame大会が開催されることも。最初は楽しげな雰囲気だけどどんどん熱を帯びてきて、大声を上げて騒いだりすると先輩wrestlerやpromoterに怒られることも。
他にも、wrestling magazineを読む人(日本のものは特に人気。)、ずっとケータイで話している人、寝てる人、ボーっとしてる人。。。思い思いに過ごして、とにかく、showが始まるまではワキアイアイといった雰囲気です。
で、試合が近づいてくるとみんな本格的に身支度を開始。着替えたり、upを繰り返したり。そんな中で一番忙しいのはpromoterと、それを補佐しているwrestlerたち。まだ到着しないwrestlerがいたり、VTRが上手く撮れなかったり、カード変更の必要があったりと、ありとあらゆるtroubleが降り注ぎます。
それを解決している間にshowの開始時間になるというわけです。
次回は、showの間と、終わった後の話。
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ある日のガクヤ。ピッツバーグだったかな。みんなのトランクがゴロゴロ。