元ゴング原記者の「はらちゃんブログ」

 2006年の出来事で忘れられないのは、“韓国の猛虎”と言われた大木金太郎さんが亡くなったこと。この大木さんとは実は私は面識がある。1993年10月、九州の福岡に入院されていた大木さんを東京からわざわざ見舞いに訪れた(取材したが、旅費は自腹)。大木さんにいろいろ話を聞いた。大木さんにとって馬場さんよりも猪木の方が、親しかったようだ。猪木と昔、同室だったそうで猪木が大木さんのイビキで眠れなかったという。大木さんにサインを求めると自分の名前の脇に“元インターナショナル王者”と書いた。大木さんって、何っていい人なんだろう。力道山先生を思う気持といい、日本プロレスへの愛着を感じた。大木さん、ありがとうございました。