元ゴング原記者の「はらちゃんブログ」

 2006年の私の取材で一番、印象に残ったのは、7月に行なったザ・デストロイヤー(引退)と吉田万里子(フリー)の対談である。2人の顔合わせも面白いが、それ以上にデストロイヤーの話には、すっかり私も感心させられた。吉田も私と同じくデストロイヤーの話を真剣に聞き入った。今のプロレスラーに何が足りないのか。また何が必要なのかを丁寧に語ってくれた。「私がナンバーワン。そう思って下の子たちに向かってこさせないと下の子はついてこないよ」という言葉に実感がこもっていた。デストロイヤーと吉田のこの時の話は別の機会に書いてみたい。そうそう吉田がデストロイヤーに足4の字固めをかけると、わざと痛そうにしたデストロイヤーが面白かった。