(C)CMLL
11月4日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
今大会のメインはボラドールJr.とバリエンテというスカイチームに、初代ミスティコことカリスティコが加わったテクニコ正規軍が、ルードの重鎮ウルティモ・ゲレーロ率いるロス・ゲレーロス・ラグネロスと激突。CMLLテクニコとルードの頂上対決という形だ。試合はまず飛び込んできて荒れた展開にしてゲレーロスが1本先取。しかし、ずぐにテクニコ軍も華麗な空中殺法で取り返し1-1のタイに戻した。そして3本目、ゲレーロはカリスティコに対抗意識を燃やしアピール合戦に挑むが、会場の支持は当然、カリスティコ。しかし、勝負はゲレーロがレフェリーの隙をついてローブローを決めてカリスティコからフォール勝ち。ゲレーロスが勝利を奪った。納得のいかないボラドールJr.とカリスティコはゲレーロスに激しく抗議するが、なんとゲレーロは襲いかかりカリスティコの覆面を剥いでしまう。更にバリアンテの覆面も剥ぎとり2人の覆面を奪ってアピール。大物同士の大抗争がスタートしそうだ。
今大会は家族対抗トーナメント「トルネオ・デ・ディナスティアス」 が開催された。これは父親と息子達がタッグを組んで一族の誇りを賭けて戦うもので、ピエロー一家、マスカラ・アニョ・ドスミル一家、ブルー・パンデル一家、ネグロ・カサス一家で争われた。まずチーム代表者4人でバトルロイヤルを行いトーナメント枠が決定。まずカサス一家が得意の伝家の宝刀カシータでブルー・パンデルからフォールを奪い決勝にコマを進めた。続いてピエロー一族とドスミル一族では、まずドスミルがCMLL、AAAを股にかけてルードのトップとして君臨した実力で、息子達と3対1の状況を作り出し、ミスティコ、ドラゴン・リーという現在CMLLトップテクニコ達をいたぶる。しかし、ピエロー一家も反撃、そして最後はレフェリーが倒れた隙に、ピエローがドスミルに反則のローブロー(急所攻撃)した上で、レフェリーに自分がやられたとアピール。しかしドスミルも、ローブローされたのは俺だとレフェリーにアピールし、レフェリーはドスミルを信じてドスミル一家の反則勝ちとなった。そして決勝は、カサス一家とドスミル一家となり、試合前半はドスミルが3対1の有利な展開を作って攻撃するも、最後はカサスの息子2人の連携殺法の前にフォールを奪われ、カサス一族の優勝となった。
■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2016年11月25日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ
<6人タッグマッチ>
○ウルティモ・ゲレーロ、エウフォリア、ニエブラ・ロハ
2-1
●ボラドールJr.、カリスティコ、バリエンテ
<トルネオ・デ・ディナスティアス決勝>
○ネグロ・カサス、プーマ、タイゲル
ピンフォール
●マスカラ・アニョ・ドスミル、サンソン、クアトレロ
<トルネオ・デ・ディナスティアス準決勝>
○マスカラ・アニョ・ドスミル、サンソン、クアトレロ
反則
●ピエロー、ミスティコ、ドラゴン・リー
<トルネオ・デ・ディナスティアス準決勝>
○ネグロ・カサス、プーマ、タイゲル
ピンフォール
●ブルー・パンテル、テ・パンテル、ブルー・パンテルJr.
<シングルマッチ>
○ラ・マスカラ
ピンフォール
●エチセロ
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