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10月13日(現地時間・放送日)に放送された『Impact Wrestling』は、伏兵エディ・エドワーズが最強王者であるボビー・ラシュリーからTNA世界ヘビー級王座を奪った混乱から新ストーリーが動き出した。当然、前王者であるラシュリーはリマッチを要求するも、王座を狙うムース、イーサン・カーター3世も黙っていない。結果、まず今大会でムースとイーサンがメインで対戦し、勝者が、2016年10月20日放送回でラシュリーとTNA世界ヘビー級王座挑戦者決定戦を行う事になった。そして、メインで行われたムースとイーサンは、勢いに勝るムースがイーサンの後頭部を殴りつけフォール勝ち。ラシュリーとにらみ合い、遂に怪物2人の一騎打ちが決定した。
また、TNA年間最大大会「バウンド・フォー・グローリー2016」でザ・ミラクルのアピール中に乱入して抗争が勃発したコーディ・ローデスが遂にTNAでデビュー戦を行った。相手は、その因縁の相手、ザ・ミラクル。ザ・ミラクルのマネージャーで妻であるマリアの前でアメリカン・ナイトメアを仕掛け、最後はクロスローズでザ・ミラクルを仕留め、デビュー戦を勝利で飾った。
■ TNA Impact Wrestling
日時:2016年10月13日(現地時間・放送日)
場所:アメリカ・フロリダ州オーランド
<TNA世界ヘビー級挑戦者決定戦予選>※勝者がラシュリーと挑戦者決定戦
○ムース
ピンフォール
●イーサン・カーター3世
<ノックアウツ王座タイトルマッチ>
○ゲイル・キム(王者)
ピンフォール
●マリア・ケネリス(挑戦者)
<Xディビジョン王座タイトルマッチ>
○DJZ(王者)
ピンフォール
●マルシャ・ロケット(挑戦者)
<シングルマッチ>
○コーディ・ローデス
ピンフォール
●ザ・ミラクル
<TNAインパクトグランド王座タイトルマッチ>
○アーロン・レックス(王者)
ピンフォール
●ジェシー・ゴッダーズ(挑戦者)
電子書籍版は週刊ファイト10月27日号馬場元子新潟木谷虎W神取祭TNA破産Rボック秘話DEEP金網UFC涙に収録されました。
【TNA危機情報はマット界舞台裏の巻頭記事が詳しいです】
マット界舞台裏7月2日号W-1船木TNA-GFWジャレット排泄選手列伝FMW高山善廣WING茨城清志
憶測広がるジェフ・ジャレットTNA登場と船木誠勝WRESTLE-1退団
現地時間水曜6月24日夜に放送された『Impact Wrestling』で信じられない事件が起こった。創設者ながらクビにされていた現・新団体GFWの旗揚げツアーに奔走中のジェフ・ジャレットとカレン(元カート・アングル妻)が、犬猿の関係であるTNA番組に復帰、ライバル団体となるGFWの宣伝までしたのだから驚かない方がウソになる。AJスタイルズが断った都合「TNA殿堂入りのため」は資格があるが、どうやら一回限りでなく”ダブルJ”の復帰は続く模様。久しぶりのPPV大会となる6・29『スラミバーサリー』に出陣するのみならず、7・24GFWのラスベガスTV収録大会にはTNAからマグナスが参戦する。
存続危機にあるTNAを、GFWが買収する噂までも飛び出すが、ダブルJの後ろにはカントリー歌手の大物トビー・キースの財力があるだけに、TNAの行方と併せてなにがどう転ぶのか。
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▼新日から女子プロ WWEレッスルマニアからTNA完全崩壊まで
現在のわが国のマット界は、本当に読者が知りたい情報が無料のネットや立ち読み出来る雑誌類にはない問題があり、ひいてはそれが、本当の意味での市民権の拡大だの、世間一般への浸透普及を阻んでいる元凶であること。今号は他媒体では無理なインサイド情報の百花繚乱集でお届けする。
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新企画:タダシ☆タナカ+シュート活字委員会編
震災のため新日本プロレスの熊本PPV大会が飛んだが、英国のウィル・オスプレイと年間契約した件はオモテに出てないようだ。他では拾えない裏ネタ満載の本誌が業界関係者には必読とされる所以だが、普通に考えるならこの一週間の話題はUFCコナー・マクレガー引退騒動と『RIZIN.1』があり、月曜生TV戦争時代に全米で覚えられた男と戦うチャイナが亡くなったことだろうか。曙の『王道』プロモーション旗揚げ戦は、客入り含めて余り話題にならなかったが、TNAがいよいよ崩壊カウントダウンの報もまた、本誌でしかフォローされてないのは残念だ。さて・・・