(C)Fight Nights Global
9月25日（現地時間）にロシア・ダゲスタン共和国カスピースクで『Fight Nights Global 51: Dagestan』が開催された。
このファイトナイツはロシアを中心とした東欧で精力的に大会を行なっており、過去にはアンドレイ・アルロフスキーなど大物も参戦しているのだが、UFCファイトパスで生中継もされだしたので、一躍、世界の格闘技ファンに知れ渡った（欧州ではテレビ生中継は以前から）。更にあのエメリヤエンコ・ヒョードルが試合した事で更に注目度が増している。またメジャーになった事で、UFCファイトナイトと混同を避けるため、ユーロ・ファイトナイツと呼ばれる事も増えてきた。
今大会のメイン（試合数が多いので時間調整でメイン終了後に前座カードを行う）は、MMA8戦全勝というロシア、ヘビー級期待の新鋭セルゲイ・パブロビッチがメインに抜擢されMAゲレガエフと対戦した。パブロビッチは前回大会で、フランスのヘビー級大物、シャバーン・カーにTKO勝ちしており、それで一躍メイン抜擢となったようだ。試合は、テイクダウン狙いのMAゲレガエフだが、パブロビッチは相手にせず、逆に連打、膝蹴りで追い詰める。MAゲレガエフは苦し紛れのタックルに逃げるが、潰されパブロビッチがそのままグランドで上になり、パウンド連打。MAゲレガエフが背を向けるとバックから殴りまくりレフェリーがストップ。パブロビッチがTKO勝ちでMMA9連勝無敗となった。
■ Fight Nights Global 51: Dagestan
日時：2016年9月24日（現地時間）
場所：ロシア ダゲスタン共和国・カスピースク
＜ヘビー級＞
○セルゲイ・パブロビッチ（ロシア）
1R 3分35秒 TKO
●MAゲレガエフ（ロシア）
＜フェザー級＞
○ラスル・ミルザエフ（ロシア）
1R 1分45秒 TKO
●ディエゴ・ヌエス（ブラジル）
＜ウェルター級＞
○アクマット・アリエフ（ロシア）
判定
●ベネー・ガリエフ（ロシア）
＜ライト級＞
○ミュラド・マチャコフ（ロシア）
2R 4分48秒 リアネイキドチョーク
●ジャック・マッギャン（英国）
＜ミドル級トーナメント準決勝＞
○アブスピャン・アリカノフ（ロシア）
判定
●ディミトリー・サモイロフ（ロシア）
電子書籍版は週刊ファイト10月06日号新日TBSデストロイヤー井上譲二I編集長RIZIN中国MMA天心RISEに収録されました。
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