9・25 RISE113 熾烈を極めるバンタム級で這い上がるのは!?優吾、有松インタビュー

 

■優吾・FLYSKYGYMインタビュー『前回の試合を期にようやく練習するようになりました(笑)』 
 
–最近の練習はどうですか?
「今回は前回より早めに追い込みが始まって辛い日々が長いですね…。」
 
–早く試合が来てほしい?
「そうですね、試合を早く終えて次の日になりたいです。」
 
–追い込みは嫌だと。
「ハイ…。」
 
–5月29日のRISE111で工藤選手にKO負けして以来の試合です。まず、前回の試合を振り返ってみていかがでしたか?
「チャンピオンという事で、今までの選手と全然違ってて。そんな振り返るほど戦えてないんですけど。
チャンピオンの凄さとか知れて良い経験になったと思います。」
 
–逆にあの試合で良かった所や手応えはありましたか?
「あの試合からは良い所が何一つ無かったかなって思いますね。」
 
–序盤は優吾選手がテンポ良く攻撃を出して押していたように見えましたが?
「最初は自分的にも良い感じに試合運び出来たなと思ったんですけど、大舞台でやらせてもらって気持ち的にも舞い上がっちゃって。
初めて周りからの声とかが聞こえなかったですね。」
 
–かなり緊張していましたか?
「相当、緊張してましたね。」
 
–自分の中で反省点は何だと思いますか?
「ダメな所は気持ちですね。」
 
–前も気持ちが大切だとおっしゃってましたね。
「気持ちが大切なんですけど、やっぱり全然自分には足りてないんで。前回の試合でそれが分かったかなって感じです。」
 
–ボディは早い段階から効いてましたか?
「最初に1発スポーンともらって、あ、超痛ぇって思って(笑)。やべー痛ぇ痛ぇってなって、そのまま。」
 
–せっかく試合前にボディを鍛えてたんですけどね。
「そうですね。そのまま試合終わってから今でも続いてます…。」
 
–フンファー会長からは何と言われましたか?
「タイ人はそんなんで倒れねぇよ!!って言われて…。俺、日本人だよって思いましたね(笑)。」
 
–あの試合から期間は空きましたが試合後に修正した点はありますか?
「まず、追い込みが結構早い段階から始めたので、全ラウンドをフルで戦える身体にしたいなって。全体的に質を上げたって感じです。」
 
–今回の試合で前よりも変えてる事はありますか?
「練習好きじゃないんですけど、練習しよっかなって思いました。前回の試合を期にようやく練習するようになりました(笑)。」
 
–今までは負ける時もありつつ、調子良く勝ち続けてきましたが、天狗の鼻をへし折られた感じですか?
「そうですね!ずっと伸びっぱなしでしたよ(笑)。良い時に折ってくれましたよ(笑)。」
 
–前回の負けはポジティブに捉えてる?
「良い風にじゃないですけど、結果的には良かったかなって思ってます!」
 
–今回は同じランカーの有松選手です。有松選手の印象は?
「有松選手もボディが上手いなぁって映像見て思って、スタミナがめちゃくちゃあるなって思いますね。」
 
–今回もボディが上手い選手ですね。
「まぁ克服するチャンスかなって。ちょっとプラスに考えるようにしたんですけど、これで勝って次につなげられたら良いなって。」
 
–聞く所によると村越選手と一緒に練習して有松選手の弱点を教えてもらったとの事ですが?
「村越君からは『とりあえず刺せ』って言われたんですけど、刺す技術、俺に無いんで(笑)。
まぁ参考にならなかったようななったような微妙な感じなんですけど(笑)。でもそうっすね、それを聞いて刺せるように努力しようかなって思いました。」
 
–優吾選手はボディを打つ選手が苦手で有松選手はサウスポーの選手が苦手です。お互いがお互いを苦手にしている者同士の試合ですね。
「そうですよね。苦手者同士で先にこっちが当てたいって感じですね。」
 
–もうボディで倒れるわけにはいかないですよね。
「いかないですねぇ。みんなが怖いです(笑)。」
 
–今回、確実にボディを狙ってくると思いますが?
「逆にこっちが狙ってやろうかなって。出来ればもらいたくないんですけど。先にやれればいいなって。」
 
–今回のRISE113では那須川選手と村越選手のタイトルマッチがありますね。その2人に追いつくにはこの試合で勝たないと上に上がるのが難しくなってしまいます。
「自分もそれはそう思ってます。KOとかも狙いたいんですけど、とりあえず勝ちに行くって感じなんで。まぁ良ければKOで最低でも判定勝ちしたいです。」
 
–ちなみに大学生活はいかがですか?
「夏休みだから行かなくて済んでるんですけど(笑)。相変わらず友達は出来ずに…。増えないっすね(笑)。」
 
–でも多摩大学のTwitterで優吾選手の試合情報がつぶやかれてましたね。
「先生が凄い気にかけてくれてて。その人も格闘技やってて凄い気にかけてくれて応援してくれるんですけど、生徒にはその…、反映しないというか…。」
 
–あまり学校は楽しくない?
「まぁ正直そうっすね!」
 
–今、練習と学校どっちが楽しいですか?
「えー!?難しいですね!どっちも嫌なんですけど。相当難しい質問ですね。究極の選択ですね。選べないですね。」
 
 
 
■有松朝インタビュー『弱点?問題無いです、かかってこいって感じですね』
 
–試合前の追い込み練習はどうですか?
「疲労もそこそこにある感じですが、前回の試合が終わってすぐに練習も再開してるんで。
徐々に調子は上がってきてるかなと。今年の中では1番良いと思います。」
 
–前回、RISE WESTで階級差もありましたがシュートボクシングの深田一樹選手に負けてしまいました。その時の試合を振り返ってみていかがですか?
「やっぱ立ち上がりが良くなかったかなと。終わった後なんでどうこう言っても仕方ないですけど、純粋に相手が強かった。そこに尽きるかなと。」
 
–やはりベストは55㎏?
「そうですね。確かにフェザーのウェイトで減量は楽だったんですけど、実際に相手と対峙してみるとなんかいつもと身体の当たりの部分とか、もっと作り込んでたら違うと思うんですけど、今の自分には向いてないなと思いましたね。
でもその中でも自分の武器がもっと通用しないものだと思ってたんですけど、結構通用するとこもあったんで、またいつもの階級でやる時はプラスになるんじゃないかなと思いましたね。」
 
–今回が適性の-55㎏で、相手が優吾・FLYSKYGYMです。映像などで試合はご覧になりましたか?
「あんまり見てないんですけど、前回5月の工藤選手とやった試合を会場で見てたんですけど、ああいう結果だったんですけど短時間でも本人のポテンシャルの高さというか、全然弱い選手では無いなという感じで全く油断も無いですね。
映像とかははっきり見れてないんで、いまいちイメージが湧かないですけど、何でもやってくるだろうと常にイメージして練習に励んでるんで。
僕も今回は何でもやるつもりでいきますんで。」

–優吾選手はサウスポーで左ミドル左ストレートが主体の選手です。RISE110で試合した村越選手にタイプは似ています。苦手意識などはありますか?
「3月ですかね、村越選手とやった時に自分の足の怪我もあっていつもの試合が出来なかったんですけど、全くあれと同じ戦い方をするつもりは全くないし、今、前の自分とちょっと違った感じで戦いながら最終的にバーンっと殴って倒しちゃえば良いかなと。」

–優吾選手にも聞きましたが、優吾選手は左の攻撃が得意で、有松選手はボディが得意です。お互いが相手の得意な攻撃に苦手意識がある感じです。優吾選手はボディ対策であの試合からも継続して腹筋を鍛えてるみたいです。
「腹筋鍛えても普通にもらうと痛いもんは痛いですからねぇ。あんまり痛いのは変わんないんじゃないのかなと。」

–自分の得意な攻撃は当たりそうですか?
「勿論、チャンスがあれば狙っていくし。深追いはしないですけど。他の技でも倒せる自信は全然あるんで。そこにこだわらずという所ですかね。」

–ここを勝ち上がらないと那須川選手や村越選手のいる所に進むのが難しくなります。
「簡単な試合じゃないんですけど、ここで勝たないと何も面白くないんで。悪いですけど、彼はまだ若いし僕が踏み台にさせてもらいます。」

–まだ若い者に譲る気はないと。でも有松選手も若いですよね?
「まぁ彼が18、19歳ぐらいですよね?それに比べるとね。まだまだなんですけど、私生活で老いを感じてる所もあるので(笑)。」

–ちなみにどんな所で老いを感じましたか?
「休みの前の日とかに飲みに行ったりしてそんなにお酒飲んでないんですけど、翌日の疲れの残り方と言いますか、酒を分解しきらなくなったなって(笑)。
最近、前より全然飲まなくなったし早寝早起きを心がけるようになりましたね。」

–優吾選手は、村越選手と練習して有松選手の弱点を聞いてるみたいです。
「弱点?問題無いです。かかってこいって感じですね。」

–現在3連敗中ですが、今回はどんな内容で勝ちたいですか?
「これからまたここで勝って、俺はこのレベルで戦う選手じゃ無いっていうのを証明するのであれば圧倒的なKO、そこが1番かなと。
それによって今までの3連敗が挫折から経験に変わると思うんで。そのつもりで残りの3週間しっかり練習に励みたいと思います。」

–今までの負けをプラスに変えたい?
「そうですね。自分の感覚としても何も力が通用しなくて負けた試合が一つも無いんで、この選手に負けてられないという所ですね。」

–自分の中で理想とする勝ち方は何でしょうか?
「倒せるなら何でもいいかなと思ってますけどね。でもイメージは今の自分の当てたいタイミングで得意な技を当ててそれで終わりという感じですね。」

–RISEの55㎏戦線は強い選手が集まってるので大変だと思いますがやりがいはありますよね。
「十二分に感じてますね。やっぱしょうもない奴らと試合するよりも全然楽しいんで。」

–最近、練習に新しく取り入れたものはありますか?
「2月3月試合終わってランニング出来なかった分、フィジカル多めに入れたんですけど、また7月の試合が終わる前ぐらいから足の状態も良くなって、かなり走る量も増やして、あとは1番変えたのは食事というか体重のコントロールをかなり気を付けるようにして、常日頃のトレーニングの調子が良いかなって所ですね。」

–花田選手を見習ってますか?
「んー、まぁ、前の花田さんよりか食事にそんなに暴飲暴食してた方では無いと自覚してるので(笑)。それをまたより良くって感じですかね。」

対戦カード・大会概要
注目の一番!那須川天心vs村越優汰のタイトル戦決定!9・25後楽園『RISE113』

140712riseマット界舞台裏7月24日号全日W1ノアZ1広島BattleAid小笠原和彦RiseBladeプロ空手達人
▼7・12『RISE100~BLADE 0~』東京・大田区総合体育大会
141014wb066coverBladeK1マット界舞台裏10月9日号天龍船木柴田KH噂の真相K-1BLADE桜庭ヘンゾ佐野魂Reina修斗RISE
wkbutaiura079MixCoverマット界舞台裏1月15日号猪木青木真也DEEP前田日明1.4新日BLADEワラビーKrush年末年始
マット界舞台裏2月5号新日戦略WWEネットワーク100万件UFC巌流島RISE清水修斗宇野完敗
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