ボラドールJr.が凱旋勝利!CMLL 金曜日定期戦+リーガ・エリテ

(C)CMLL

 6月10日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『CMLL 金曜日定期戦』が開催された。
 今大会では、新日本プロレスに参戦していたボラドールJr.の凱旋試合がメインイベントで行なわれ、人気者ミスティコ、バリエンテと組んで、大物ルード、ウルティモ・ゲレーロ率いるロス・ゲレーロスと対戦。しかし、試合はゲレーロらがバリエンテの覆面に剥がそうとした事から大荒れの展開となり、怒り心頭のバリエンテが、ゲレーロに食ってかかるという展開となった。格下の挑発だからなのかゲレーロは一転、バリエンテを無視するようになるが、執拗にゲレーロを挑発するバリエンテ。そして遂にバリエンテがゲレーロに唾をかけると、流石に我慢の限界となりゲレーロも攻撃。そして乱戦になり、ボラドールJr.とミスティコがフォローしてくれた為、バリエンテがゲレーロにジャベを極めて見事に勝利。テクニコ軍がストレートで勝利となった。

 また、ロス・インゴベルナブレスの創設メンバーでありながら、ルーシュと仲間割れしたラ・マスカラが、その時、味方についてくれたショッカーらと組んでルースの父親ピエロ―と6人タッグで対戦。現在、マスカラとピエローは抗争状態となっており、試合開始早々からピエローらが集団でマスカラに襲いかかる。その後、荒れた展開となり両チームともマスク剥ぎの反則を繰り返し、反則で1本づつ取られるという展開。そして最後は、ピエローがレフェリーの隙をついてローブローでマスカラを丸めこむが、ショッカーらがレフェリーに激しく抗議。その隙に逆にマスカラがローブローでピエローを仕留めてフォール勝ち。マスカラが勝利となり、またマスカラ戦(敗者、覆面剥ぎマッチ)を要求した。

■ CMLL 金曜日定期戦
日時:2016年6月10日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<6人タッグマッチ>
○ボラドールJr.、ミスティコ、バリエンテ
 2-0
●ウルティモ・ゲレーロ、エウフォリア、グラン・ゲレーロ

<ナショナル・ウェルター級王座タイトルマッチ>
○バルバロ・カベルナリオ(王者)
 
●レイ・コメタ(挑戦者)

<6人タッグマッチ>
○ショッカー、ラ・マスカラ、テリブレ
 2-1
●ピエロー、レイ・エスコルピオン、クラネオ

 6月9日(現地時間)にメキシコ・アレナメヒコで『リーガ・エリテ』が開催された。
 このリーガ・エリテはインディ団体だがCMLLと友好関係にある為、聖地アレナメヒコで興行を許されており、選手もCMLLのトップ選手が参戦する。しかし、普段はCMLLに出場しないレジェンドである大物も参戦するので豪華なものとなっている。
 更に2016年3月30日よりTVアステカ(メキシコのテレビ局)でテレビ放送がスタートし更に盛り上がっている。またテレビ放送スタートに合わせて新設されたリーガ・エリテ王座決定リーグ戦を開催されており、アトランティス、ウルティモ・ゲレーロ、ルーシュ、ボラドールJr.、カリスティコ、マスカラ・ドラダらCMLLのトップがずらりと並び、更にTNA&ベラトールのボビー・ラシュリーやエクストリーム・タイガーまで参戦する。しかし、元々、毎週日曜日に大会を開催していたのだが、現在はテレビ収録の関係で、現在は不規則な曜日となっている。そんな中、この公開収録が行なわれた大会では、エリテ王座決定リーグ戦として永遠のライバル、アトランティスとウルティモ・ゲレーロがメインで行なわれた。この2人は究極の決着戦、マスカラ戦(敗者、覆面剥ぎマッチ)を行ないアトランティスが勝利し、ゲレーロの覆面を剥いでいるのだが、その後もシングル、タッグで激突している。そして今回もメインで対決。試合は、マスカラ戦と同じくアトランティダでゲレーロを仕留めたアトランティスが勝利している。

 同じくリーグ戦で大物ルード同士、シベルネティコとネグロ・カサスも激突。試合はシベルネティコが勝利している。

■ リーガ・エリテ(ELITE)
日時:2016年6月9日(現地時間)
場所:メキシコ・アレナメヒコ

<リーガ・エリテ王座決定リーグ戦>
○アトランティス
 アトランティダ
●ウルティモ・ゲレーロ

<リーガ・エリテ王座決定リーグ戦>
○シベルネティコ
 ガラ・シベルネティカ
●ネグロ・カサス

電子書籍版は金曜17日発売『週刊ファイト6月23日号』に収録されました。
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【ボラドールJr.が参戦した新日本プロレス・スーパージュニアの真相が掲載されています】
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