(C)Titan FC
4月30日（現地時間）にワシントン州リッジフィールドで『Titan FC 38: Carl vs. Muhammad』が開催された。
UFC、ベラトール、WSOFに次ぐ北米第4のメジャー団体となっているタイタンFCは全米生中継だけでなく、UFCファイトパスでも中継されている。その為か、UFCの大会と同日同時刻に重ならない様に開催されるようになった。一応、他団体ではあるが、ベラトールの様にUFCと敵対している訳ではなく、協力体制という感じだ。
今大会ではメインでウェルター級暫定王座決定戦が行なわれ、UFC、ベラトール、WSOFというメジャー3団体全てに参戦経験があるスティーブ・カールとMMA8戦無敗というベラ・マハメッドで争われた。キャリアを考えれば当然、カールが下馬評では有利だったが、試合はマハメッドが圧倒。ダウンを奪いパウンド連打でマハメッドがカールを追い詰め、最後は4R、アッパー、膝でカールがうずくまり、そこにパウンド連打でマハメッドがTKO勝利。見事に新王者に輝いた。
■ Titan FC 38: Carl vs. Muhammad
日時：2016年4月30日（現地時間）
場所：アメリカ・フロリダ州マイアミ
＜ウェルター級暫定王座決定戦＞
○ベラ・マハメッド（米国）
4R 4分07秒 TKO
●スティーブ・カール（米国）
＜ライト級＞
△ジェイソン・ノヴェリ（米国）
ドロー 1-1
△ヨスデニ・セデーニョ（キューバ）
＜フライ級＞
○ペドロ・ノブレ（ブラジル）
判定 2-1
●シド・バイス（米国）
＜ヘビー級＞
○チェイス・シャーマン（米国）
1R 0分56秒 TKO
●ジャック・メイ（米国）
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