横浜文体まで待ったなし!藤本つかさ「生き様を見に来てほしい」~アイスリボン723蕨道場カード変更

■ アイスリボン723
日時:4月30日(土) 18時00分開始/17時30分開場
会場:アイスリボン道場 観衆:122人(超満員)

前説
 藤本とくるみが登場し、本日参戦予定の優華が体調不良の為欠場となりカードが変更になった事を報告。優華の代わりに、保険の手続きに来ていた趙雲子龍選手が参戦となった。

<第1試合 シングルマッチ10分1本勝負>
○藤田あかね
 8分08秒 テキサスクローバーホールド⇒ギブアップ
●長崎まる子
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 あかねが、復帰2戦目のまる子と初シングル。あかねのパワーに苦しみながらも、ミサイルキック、まる投げ、丸め込みと食い下がっていく。しかし流れはあかね。最後はスピア気味にまる子をテイクダウンさせると、テキサスクローバーホールドで締めあげてのギブアップ勝ち。試合後、まる子「復帰してからふつふつと力が漲るを感じてます。もっともっとパワーアップして5月4日は長浜さんから3を獲りたいと思います」と語ると、チケット販売で会場に来ていた長浜がリングサイドに姿を見せ「私も真琴さんと水波さんという強いパートナーがいるので、今回も私が勝たせて頂くんで、私の勝ちを見に来てください。腕直しておいて」と余裕の表情。これにムッときたまる子は「5月4日、まる子、初勝利します」と大絶叫!横浜文体は第1試合から熱くヒートアップしそうだ。
 勝利したあかねは「なんで、まる子ばっかり応援されるんや!まだまる子には負けないと思っていますが、秘密特訓をしてまして。そのパートナーがまる子なんですよ。最近、秘密特訓の成果を出せるようになって来たと思っていたんですが、自分が特訓の成果を出せるという事は、まる子も出せるということで。今日ちょっと危なかったです。が、まだお前には負けん。一緒に特訓しよう。文体はセクシーならぶっちゃと、もっとセクシーな藤田あかねが組むということで、スーパーセクシーかつスーパーパワフルな試合をしたいと思います」と文体への抱負を語った。

<第2試合 タッグマッチ15分1本勝負>
○チェリー(DDT) 弓李
 9分06秒 春夜恋
宮城もち ●沙弥
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 横浜文体のトライアングル選手権を前に、弓李が最後に選んだチェリーとの前哨戦は、チェリーと同じコーナーに立ち「最も近い場所でチェリーを研究したい」という過去に例のないタッグを組んで試合に臨むというもの。「弓李ちゃん、ちゃんと見ておきなさいよ」と自ら先発に出たチェリーは、沙弥にロックアップの攻防を展開しつつ、コーナーの弓李に「私を応援しなさい」と催促。さらに弓李をリングに呼び込み、沙弥の首を絞めながら、「あんたも絞めなさい」と弓李に指示。弓李もそれに従いもちの首を絞め、さらにチェリーが沙弥の髪の毛を抜きにいけば、弓李も同じ攻撃をもちに仕掛け、チームとして息の合ったところをみせる。しかし中盤、もちのセクシーポーズ攻撃を受けた弓李が戸惑いを見せると、弓李に代わってリングに入ったチェリーはもち相手にセクシーポーズで応戦。何度もポーズを組みかえながらアピールし合う両選手の様子を、弓李は無表情で見る。さらに終盤、沙弥を捉えた弓李がフィッシャーマンズ・スープレックスを決め、カットに入ったもちも払い腰で投げ飛ばしたところで、チェリーがタッチを要求。そしてダメージの残る沙弥に春夜恋を決めてのカウント3。チェリーの”省エネ”フィニッシュに思わずぼう然とする弓李。
 試合後「今日は研究しなくてもいいチェリーさんが見えたかなと。文体まであと4日。毎日毎日、勉強ほっといて試合の事ばっかり考えています。その代り、チェリーさんの研究結果をレポートで提出したいと思います」と語る弓李に 「弓李ちゃん、試合に勝つっていうのは、こういう事を言うの。わかった?文体の事を考えるのは良いんだけど、お勉強しないと私みたいになっちゃうからね。でもねえ、前哨戦やって来ましたけどね、弓李ちゃんが勝てる要素はゼロなんですけど。私はいつものように明るく楽しくハッピーに試合をしたいと思います」と文体に必勝を期すチェリー。またチェリーとセクシーポーズ合戦を展開したもちは「いや~チェリーさん。いいセンスしてますねえ!殆ど初対戦だったのですが、機会あれば今度タッグ組みたいなって。最高のタッグできると思うのでお願いします」とチェリーのセクシーポーズにすっかり魅せられた様子だった。

<第3試合 シングルマッチ10分1本勝負>
○趙雲子龍
 6分23秒 チャイニーズボムズアウェイ⇒片エビ固め
●235
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 優華の緊急欠場によりカードが変更となった。そして偶然保険の手続きで道場に来ていた趙雲子龍が参戦することに。235にとっては急遽実現した男子レスラーとの初シングルマッチ。あえて正面から力比べを仕掛け、趙雲に挑んでいった。途中、カウンターのクロスボディ、フライングボディアタックをヒットさせるなど善戦。さらにはアームロック、膝十字固めを仕掛け、この日の235は、これまでにないバリエーションもみせた。
 最後は趙雲のチャイニーズボムズアウェイにフォール負けを喫した235だが、試合後は「初めて男子選手とシングルをしまして、でも5・4都さんとパピヨンさん以外は男子なので、いい経験が出来たと思います。柔術に通っていて、今日はちょっとだけ通った成果が出ているのかなと思って。これからも頑張りたいと思います」と語った。文体前に男子レスラーと戦えたことは235にとってはプラスとなったようだ。
 また突然参戦となった趙雲は「保険っていうのはね、その人が困っているときに役に立つものですから。お役にたてて良かったです」との名言を残した。

<第4試合 6人タッグマッチ30分1本勝負>
○藤本つかさ 星ハム子 松本都(崖のふち)
 16分42秒 ビーナスシュート⇒片エビ固め
つくし ●雪妃真矢 ベーター・ノワール
(Top画像)
 当初、予定されていたメンバーの235がハム子に代わったことで、藤本、ハム子、都の2008年デビュー同期トリオが実現した。
 同期トリオはスタートから雪妃を捉え、代わる代わるに攻撃を仕掛けていく。このまま一気に勝負をつけるかと思われたが、雪妃も粘りを見せ、都との攻防でなんとか自軍に戻り、つくしにつなぐ。試合は同期トリオがペースを握るが、それをつくしの立体的な攻撃、ベーターの圧倒的なパワー、そして雪妃の必死の攻めがそのペースを再三乱していく。6人タッグならではの攻防戦が繰り広げられた。混戦の中、特に動きの良さが目立っていたのは藤本とつくし。共に文体での大一番を控えているだけに、既に気合は十分といった好ファイトだった。
 フィニッシュを決めたのは藤本。雪妃にビーナスシュートをヒットさせて快勝。試合後、雪妃は「正危軍の雪妃魔矢として参戦させて頂くんですけど、アイスリボンの文体なのにって思われる方もいるかもしれないですけど、私は私なりの考えで、10年目のアイスリボンにヒールレスラーで上がるって言う、そういう気持ちで10年目の到達点に挑みたいと思っています。新しい姿をお見せできるように頑張ります」と語り、つくしが「5年前、里村さんと(タッグで)対戦したときは、隣にはさくらえみがいました。さくらさんに対して、いろんな思いがあって。言いたい事はたくさんあるけれども・・・今は里村さんの事だけを考えたいと思います。さくらさんが文体に参戦するっていう事で、里村明衣子vsつくしは、すごく意味のあるカードになったのは理解できています。でもさくらさんが参戦する事によって、自分は左右されたくないし、さくらさんが参戦してもしなくても、里村明衣子vsつくしっていうのは、すごく意味のある大事なカードだと思っています。未来に確信が持てるというのであれば、自分はその里村明衣子に対してのもやもやを文体の日に消したいと思っています」と里村戦に闘志を燃やせば、ハム子も「急遽、シングルマッチから変更となったけど、私たち2008年同期3人組、私はマッスルビーナスではないけれど、今、アイスリボンで2008年組がもっともっと引っ張っていかなければいけないと思う。過去を振り返っても仕方ないと思うので今を大事にして、これからを大事にしていきたい。3人同期頑張っていきたいと改めて思いました。5月4日はアイスリボン最重量級4人が揃っているので、体と体で思いっきりぶつかり合いましょう」と力強く語った。
 そして都が「今日は急遽、同期3人のカードになってしまって、不安もあったんですけど、でもなかなか2人頑張ってくれたおかげで、2人の事もこれからよろしくお願いします。さっき文体の(カード紹介)VTRを観て、トラウマが甦ったんですけど、村上和成選手とのシングルマッチは、昔やったことがあって、その時、最初はヤーとかポーズしているんですけど、途中から私が(殴られ)ぴくりとも動かなくなったんですけど。その思い出が甦りました。なので235にそれは全部任せたいなと思っています」と語ったあと、最後に藤本は「文体前なのに、こんなドタバタして。こういうのを含めてアイスリボンかなって思います。この文体で最終回って言うわけには行かないですし、文体は藤本つかさを応援するって言うよりは、私をアイスリボンだと思って応援して欲しい。そのくらいの気持ちです。この大会、この試合、私は本当に賭けています。皆さん、どうか私の、そしてアイスリボンの生き様を見に来てほしいです」とメッセージを送った。
 横浜文体まで待ったなし! 選手1人1人がそれぞれの思いを胸に。いよいよ大舞台のリングに立つ。

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