問題児トキーニョ秒殺足関節一本勝ちで新王者！岡見勇信復帰戦勝利！3・29『World Series of Fighting 9』

(C)World Series of Fighting

2014年3月29日にネバダ州ラスベガスでUFC、ベラトールに続く全米第三のMMA団体『World Series of Fighting 9』が開催された。このWorld Series of Fightingは、元K-1トップ選手レイ・セフォーが代表を務め、パンクラスとも提携、そしてUFCからリリースされた岡見勇信を獲得するなど、日本との関わりも深い。

今大会では、足関節を極めた後、相手がタップしてレフリーが止めても技をやめないという危険な行為を２度も行ないUFCから追放された問題児ホジマール・トキーニョが、WSOFと契約し、デビュー戦がメインでのタイトルマッチを行なった。

ウェルター級王者スティーブ・カールに挑戦したトキーニョだが、すぐにテイクダウンして、伝家の宝刀、足関節ヒールホールドを極めた。わずか1分9秒で見事な一本勝ちとなった。ただ、今回はレフリーの制止に従ったものの、興奮するとどうなるか分からないという精神的な問題が解決したのかは、今後を見守るしかないだろう。

また、トキーニョと同じくUFCをリリースされた岡見勇信もWSOFデビュー戦を行った。今回はスヴェトロザル・ザヴォフから肩固めで一本勝ちとなった。もっともザヴォフは約２年もブランクがある選手であり、トキーニョと同じく岡見も次戦が勝負になるだろう。

World Series of Fightingオフィシャルホームページ

■　World Series of Fighting 9
日時：2014年3月29日
場所：アメリカ・ネバダ州ラスベガス

＜WSOFウェルター級タイトルマッチ＞
○ホジマール・トキーニョ（挑戦者）
1R 1分09秒　ヒールホールド
●スティーブ・カール（王者）
※トキーニョが新王者

＜WSOFバンタム級初代王座決定戦＞
○マルロン・モラエス
判定　3-0
●ジョシュ・レティングハウス
※モラエスが新王者

＜ミドル級＞
○岡見勇信
2R 4分46秒肩固め
●スヴェトロザル・ザヴォフ

＜ウェルター級＞
○ジョシュ・バークマン
1R 2分15秒 KO
●タイラー・スティンソン

＜ライト級＞
○ジョナサン・ヌネス
判定　2-1
●オジー・ドゥグルゴフ

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