(C)SUPERKOMBAT
11月7日（現地時間）にルーマニアで『SUPERKOMBAT World Grand Prix Final 2015』が開催された。
事実上、K-1が活動休止となっている為、コンスタントに大会を開催しているスーパーコンバットは、グローリーに次ぐ世界的にもメジャーなキック大会となっている。地元ルーマニアだけでなく欧州各国にも進出、テレビ中継も欧州を中心とした世界93カ国で放映、特にユーロスポーツでライブ生中継されている事からも世界的には日本の団体よりずっとメジャーと言っても良いだろう。
今大会はスーパークルーザー級のエースであるミスターKOことアンドレ・ストイカが自らが保持するスーパークルーザー級の王座戦をホルヘ・ローレン相手に行なった。しかし、試合は大波乱、なんとローレンのカウンターの右でストイカがダウンを奪われる。なんとか立ち上がったものの、ローレンが勝負を決めるラッシュ。これでストイカは再び崩れ落ち、まさかのKO負け。挑戦者ローレンが、スーパーコンバットでは絶対の強さをもつストイカにKO勝ちして新王者に輝いた。
また、恒例のヘビー級トーナメントが今大会も行なわれ決勝には、ロマン・クリクルヤとタリク・カバベスが進出。タリク・カバベスが判定勝ちしてトーナメント優勝を果たした。
スーパーファイトでは、地元ルーマニアのアレクサンドル・ネグレアが右のブンまわしフックでヌルディーン・エシゲルから衝撃のKO勝ちして会場を沸かせていた。
■ SUPERKOMBAT World Grand Prix Final 2015
日時：2015年11月7日（現地時間）
場所：ルーマニア
＜SUPERKOMBATスーパークルーザー級王座タイトルマッチ＞
○ホルヘ・ローレン（挑戦者・スペイン）
1R KO
●アンドレ・ストイカ（王者・ルーマニア）
＜ヘビー級トーナメント決勝戦＞
○タリク・カバベス（モロッコ）
判定
●ロマン・クリクルヤ（ウクライナ）
＜ライトヘビー級＞
○アレクサンドル・ネグレア（ルーマニア）
1R KO
●ヌルディーン・エシゲル（モロッコ）
＜ミドル級＞
○クラウディオ・バドイ（ルーマニア）
判定
●ミカ・タヒトゥ（オランダ）
＜ヘビー級トーナメント準決勝戦＞
○タリク・カバベス（モロッコ）
判定
●ニコラス・ワンバ（フランス）
＜ヘビー級トーナメント準決勝戦＞
○ロマン・クリクルヤ（ウクライナ）
判定
●アイバン・パブル（スロバキア）
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