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KSWが9月19日、チェコ・リベレツのホームクレジット・アリーナで「XTB KSW 121」を開催した。
メインイベントでは、シュテファン・ヴォイチャクとマルチン・ヴォイチクがKSW暫定ヘビー級王座を懸けて激突。4R 2分36秒、ヴォイチャクがヘッドキックからのパンチによるTKOで勝利し、暫定王座を獲得した。

当初予定されていたのは、正規王者フィル・デ・フリースとヴォイチャクの再戦だったが、デ・フリースの欠場によってカードが変更。マルチン・ヴォイチクが代役として出場し、暫定ベルトを懸けた一戦となった。
試合開始からヴォイチャクが距離を取りながらキックを繰り出し、ヴォイチクは前進しながらパンチを狙う展開となった。ヴォイチャクはケージ中央を確保し、打撃に加えてクリンチでもプレッシャーをかける。ヴォイチクも単発のパンチやキックを返し、接近戦では激しい打ち合いを繰り広げた。ラウンドを重ねるにつれて両者の疲労も見え始めたが、ヴォイチャクが主導権を握ったまま試合は4Rへ。ここでヴォイチャクの左ハイキックがヴォイチクの頭部を捉える。ヴォイチクがマットに倒れると、ヴォイチャクがパウンドを浴びせ、レフェリーが試合をストップ。4R 2分36秒、ヘッドキック+パンチによるTKOでヴォイチャクが勝利した。
これによりヴォイチャクはKSW暫定ヘビー級王座を獲得。スロバキア人としてKSWヘビー級のベルトを手にすることになった。ヴォイチャクにとっては、2025年10月のKSW 111でフィル・デ・フリースの正規ヘビー級王座に挑戦して以来のタイトル戦だった。その試合では3RにTKO負けを喫していたが、2026年6月のKSW 119ではアルカディウシュ・ヴジョセクをサブミッションで下して再浮上。今回、ヴォイチクを破って暫定ベルトを獲得したことで、正規王者デ・フリースとの統一戦が次の焦点となる。一方、ヴォイチクはヘビー級で再び黒星。今回の試合では体重差も大きく、計量ではヴォイチャク119.4kgに対してヴォイチク103.5kgだった。正規王者フィル・デ・フリースとの再戦を見据える立場となり、KSWヘビー級戦線は統一戦に向けて動き出すことになった。
セミファイナルでは、ミドル級ランキング2位のミハウ・ミハルスキと6位ラドスワフ・パチュスキが対戦。打撃戦が予想されたカードだったが、ミハルスキがプレッシャーをかけて距離を詰める。パンチの攻防からミハルスキが試合をグラウンドへ持ち込み、パチュスキが一度立ち上がった後も再びテイクダウン。ミハルスキは背後に回るとリアネイキッドチョークをセット。パチュスキからギブアップを奪い、1R 4分15秒で一本勝ちを収めた。ミハルスキは2026年5月のKSW 118でピオトル・クベルスキにTKO負けを喫していたが、今回の勝利で再起を果たした。
■ KSW 121:ヴォイチャク vs. ヴォイチク
日時:2026年9月19日(土)
会場:チェコ共和国リベレツ・ホームクレジットアリーナ
<KSW暫定ヘビー級王座戦決定戦>
○シュテファン・ヴォイチャク(スロバキア)
4R 2分36秒 TKO(パンチ)
●マルチン・ヴォイチク(ポーランド)
<ミドル級>
○ミハウ・ミハルスキ(ポーランド)
1R 4分15秒 サブミッション(リアネイキッドチョーク)
●ラドスワフ・パチュスキ(ポーランド)
<ライト級>
○カツペル・フォルメラ(ポーランド)
マジョリティ判定
●レオ・ブリフタ(チェコ)
<ウェルター級>
△ムスリム・トゥルサエフ(ドイツ)
ノーコンテスト(アクシデンタル・グロインキック)
△カツペル・コジョジェンプスキ(ポーランド)
<フェザー級>
○ヨゼフ・シュトゥメル(チェコ)
スプリット判定
●ウカシュ・チャジェフスキ(ポーランド)
<バンタム級>
○マウゴジャタ・ポポヴィチ(ポーランド)
3R 1分50秒 サブミッション(アームバー)
●ハンカ・ゲルナロヴァ(チェコ)
<ミドル級(プレリム)>
○ボリス・ジコフスキ(ポーランド)
2R 5分00秒 TKO(ドクターストップ)
●アドリアン・ドゥデク(ポーランド)
<ライトヘビー級(プレリム)>
○ドミニク・ザドラ(ポーランド)
判定3-0
●サムエル・ビリー(チェコ)