(C)ACB
10月16日(現地時間)にルーマニアで『ACB KB-3 Grand Prix Final in Sala』が開催された。
今大会のメインは、ヘビー級GP決勝戦でベラルーシのヴァレンティン・スラヴィコフスキーとブラジルのジョナタ・ディニスが対戦。スラヴィコフスキーはクンルン・ファイト、ディニスはグローリーで活躍しているヘビー級ホープ同士だ。試合は衝撃のKO決着となった。試合開始で打ち合う両雄、ディニスの強烈な左フックがスラヴィコフスキーの顎に命中し、豪快なKOで決着。スラヴィコフスキーは意識を失い、レフェリーがすぐにストップ。劇的なKO勝利で、大会を締めくくった。
更に、初代K-1MAX王者であるアルバート・クラウスが参戦し、ドイツのマリウス・ティータのリベンジマッチを受ける受ける事になった。この両者は2011年にスーパーコンバットで対戦しており、地元から応援団を連れてきて乗り込んできたティータだが、クラウスの左ハイキックを食らって失神KOされるという屈辱的な敗北を喫していた。この雪辱を晴らすべく試合に臨んだが、クラウスのパンチとローキックのコンビネーションにティーダは防戦一方。2Rにはクラウスが強烈なローキックでダウンを奪い、更に3Rも強烈なボディへのパンチでダウンを奪う猛攻。試合はクラウスが見事に判定勝利でリベンジを許さなかった。
ルーマニアの大会という事で、ルーマニア最大のキック団体スーパーコンバットのヘビー級3大エースのひとり、ドラキュラの息子ことセバスチャン・チオバヌも参戦。対戦相手のタリック・フバベスはモロッコの選手で、2014年にスーパーコンバットのヘビー級トーナメント優勝の実績もある。試合は圧力をかけ前に出るフバベスが猛攻、2Rにはチオバヌをロープ際まで追い込みパンチラッシュでスタンディングダウンを奪った。チオバヌも最後まで手を出し、膝蹴りを打ち込むなどふんばりをみせるが、判定でフバベスが勝利となった。
■ ACB KB-3 Grand Prix Final in Sala
日時:2015年10月16日(現地時間)
場所:ルーマニア
<ヘビー級グランプリ決勝>
○ジョナタ・ディニス
1R KO
●ヴァレンティン・スラヴィコフスキー
<スーパーファイト 73.5kg契約>
○アルバート・クラウス
判定
●マリウス・ティータ
<スーパーファイト 95kg契約>
○タリック・フバベス
判定
●セバスチャン・チオバヌ
<スーパーファイト 72.5kg契約>
○パルビズ・アブドラエフ
判定
●ハリス・フェリゾビック
<スーパーファイト 77kg契約>
○セルゲイ・ブラウン
判定
●ドリン・スタン
<スーパーファイト 77kg契約>
○ジェイミー・ベイトス
判定
●パヴェル・トゥルク
<スーパーファイト 71kg契約>
○ヒスニ・ベキリ
1R TKO
●ウォーレン・スティーブルマンズ
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