[週刊ファイト04月02日]期間 [ファイトクラブ]公開中
▼波乱万丈の“太陽神”Sareeeデビュー15周年記念試合は闘魂全開!!
photo & text by 藤井敏之
・大会の開会とダークマッチ2試合
・第1~2試合!前半戦から盛り上がり最高潮
・Sareee早くも登場!黒潮TOKYOジャパンと激闘
・シン・広田Sareee登場!フワちゃんも参戦
・シングルマッチ 30分1本勝負 伊藤薫 対 なつぽい
・Sareeeデビュー15周年記念スペシャルタッグマッチ
▼仙女後楽園!怪物10年の証明-橋本千紘がSareeeとの死闘を制しV3達成!
▼STARDOM 5★GP渡辺桃初優勝‼ IWGP女子王者Sareeeブーイング
▼仙女FWC ウナギ Sareee 令和アルテマPowers 橋本千紘-岩田美香
大会の開会とダークマッチ2試合
2011年4月17日、里村明衣子を相手に弱冠15歳でデビューしてから15年間、全力で女子プロレスのストロングスタイルを貫き、強さを前面に押し出すレスリングスタイルは多くのファンを惹きつけてきた。この大会において、Sareeeはそのスタイルを貫き通せる最強の相手を選んだのだ。相棒には最強のライバルでもある“紅の継承者”彩羽匠(Marvelous所属)を「スパーク・ラッシュ」として指名。対戦相手には総合格闘技の経験もある“モノが違う女”朱里(STARDOM)&アマレスでも実績を積み上げてきた“怪物”橋本千紘(センダイガールズプロレスリング所属)を指名する。
まさに今のカードで組みうる最高のストロングスタイルを体感できる珠玉のカードである。開場前から多くの女子プロレスファンが長い列を作り、今か今かと開場を待ちわびていた。


ダークマッチ第1試合。豊田真奈美さんの姪で、そのファイトスタイルを引き継ぐ「しゃあ」と、Sareeeを尊敬してやまないAKARIのコンビ。対するは伊藤道場の道場生である志真うた&昨年女子プロレスに復帰した優華の異色対決である。
スタートは豊田紗也夏と志真うたのエルボー合戦から。交代した優華が豊田にドロップキックをかますが、豊田は叔母譲りの柔らかいブリッジでかわす。そしてAKARIと志真うたのダイナミックなドロップキック合戦から、AKARIは交代した優華をサーフボードで締め上げる。終盤に差し掛かると、豊田のコーナー最上段からのミサイルキックが志真うたにヒット! 最後は豊田が志真を片エビ固めでフォールした。
<ダークマッチ タッグマッチ 10分1本勝負>
○豊田紗也夏 AKARI
8分40秒 ミサイルキック⇒片エビ固め
●志真うた 優華
ダークマッチ第2試合。長年Sareeeのファンであった望天セレネ(SEAdLINNNG所属)は、先日Sareeeとタッグを組み、そのガッツを認められオファーされた。対戦相手の古沢稀杏は、STARDOMの大会において当初SareeeがレディCと対戦予定だったところ、急遽変更されて対戦した相手である。そのファイトぶりがSareeeの印象に残り、今大会への出場となった。団体は違えど同期対決となる。
お互い意識しているのか、序盤からヘアー投げの応酬、さらにはドロップキックの打ち合いと激しさを増す中、隙を突いた稀杏が執拗にアンクルホールドでセレネを攻める。逃れたセレネは稀杏の上に乗り、マウントからの連発打撃で反撃。稀杏も負けじとやり返す。
稀杏は力を振り絞り再びアンクルホールドでギブアップを狙ったが、ここでタイムアップ。ドローとなった。稀杏にとって、同じ団体(STARDOM)の八神蘭奈、葉月がセコンドについてくれたことは大きな力になったことだろう。


<ダークマッチ シングルマッチ 10分1本勝負>
△望天セレネ
10分00秒 時間切れ引き分け
△古沢稀杏
第1~2試合!前半戦から盛り上がり最高潮
先日、LLPW-X道場での練習試合にて、叶ミクに対し現役中学生である藤原あむが凄まじいエルボー攻撃を見せた。その鋭さにミクもこれまでにない厳しい表情に一変し、激しい反撃を繰り出した。本番でのこの二人の闘いは注目だ。そしてChiChi(Evolution所属)のパワーと、総合格闘家でありプロレスラーでもある里奈(LLPW-X所属)の本気モードでの激突にも期待がかかる。
リングに上がったChiChiは、さらに体が大きくなり、プロレスで一番になろうという心意気が伝わってくる。叶ミクと藤原あむのエルボー合戦も迫力があり観客を唸らせたが、それ以上に戦前からChiChiが藤原あむに対し「改名したからって強くなるとは思わない」と挑発していた因縁もあり、里奈の厳しい蹴りとChiChiのフロントキックの応酬も迫力満点。
最後は綺麗なブリッジのジャーマン・スープレックスで叶ミクが藤原あむからフォール勝ち。
試合内容に納得できないChiChiは「Sareeeさんに成長をお見せする約束だったのですが……」と肩を落とすが、「今年はプロレス大賞を獲りに行く」と目標を掲げ、改めて前を向いた。


<第1試合 タッグマッチ 20分1本勝負>
ChiChi ○叶ミク
12分42秒 ジャーマンスープレックスホールド
里奈 ●藤原あむ
HANAKO(STARDOM)が自らSTARDOMのリング上で「Sareee-ISMに出たい」と志願。Sareeeもその覚悟に応じ、最強の選手であるVENY(フリー)を対戦相手に用意した。
リング上で向かい合った両選手。体格は一回りHANAKOの方が大きいが、VENYの自信からくるオーラも凄まじい。組み合っての力比べ、ショルダータックルとお互い肉弾戦で一歩も引かない。
VENYは強烈な平手打ちでHANAKOをダウンさせ、腕ひしぎ十字固めで攻め立てる。さらにブレーンバスターを決めるが、HANAKOも食い下がりキック合戦へ。HANAKOは強烈なラリアットで攻め、アルゼンチン・バックブリーカーを狙うが、逃げたVENYは強烈なニールキックから側頭部へのキックと波状攻撃を仕掛ける。最後はムーンサルト・プレスからの片エビ固めでHANAKOが敗れ去った。
試合後、VENYは「もうちょっと体力もパワーもつけてこないと」と辛辣なコメント。対してHANAKOは「『そんなもんかSTARDOM』って言われたのがめちゃくちゃムカついた」とリベンジを誓った。

<第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負>
○VENY
8分37秒 ムーンサルトプレス⇒片エビ固め
●HANAKO
シン・広田Sareee登場!フワちゃんも参戦


Sareeeにとって、WWE時代に親交のあった黒潮TOKYOジャパン。Sareee-ISMのスタイルとは異なるが、今大会を明るく盛り上げてもらおうとオファー。
謎の「X」はシン・広田・さくら改め、シン・広田・Sareeeだった! 観客の意表を突く正体だが、さすが黒潮TOKYOジャパンは入場だけで観客を自分の世界に引き込んでしまう。勝負はあっさりとイケメン・フラッシュで黒潮が勝利した。