[週刊ファイト11月27日期間] [ファイトクラブ]公開中
▼仙女後楽園!怪物10年の証明-橋本千紘がSareeeとの死闘を制しV3達成!
photo by テキサスロングホーン 編集部編
・全身全霊のSareeeを跳ね返した橋本千紘-女子プロ界の象徴をかけた名勝負
・アジャコング、200キロの威圧で全てを粉砕!混沌の3WAY制す
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▼仙女大阪 超フルハウス 今後の大阪大会ビッグマッチにも期待!
全身全霊のSareeeを跳ね返した橋本千紘-女子プロ界の象徴をかけた名勝負

■ 仙女 橋本千紘10周年記念大会~KAIBUTSU A DECADE
日時:11月16日
会場:後楽園ホール
<第7試合 センダイガールズワールドチャンピオンシップ 30分1本勝負>
[王者]○橋本千紘
20分56秒 オブライト
[挑戦者]●Sareee
※第18代王者が3度目の防衛に成功

この日のメインイベントとして刻まれたのは、デビュー10周年を迎えた橋本千紘が王者として迎え撃った、挑戦者のSareeeとの〝宿命の一戦〟である。会場は超満員札止め、開始のゴングから観衆の熱気が場内を包んだ。
試合開始直後から、王者・橋本はレスリングを基盤に据えたグラウンドと組みの攻防でSareeeを追い込んだ。だが挑戦者もただでは沈まない。エルボーの連打や顔面へのドロップキックなどを織り交ぜて勢いをつかみ、場外戦も辞さない攻撃で王者を翻弄した。場外に出た両者が互いに仕掛け合う激しい展開は、まさに王者決定戦にふさわしいものとなった。
王者・橋本は、ラリアットやサイドスープレックスといった大技を放って反撃を試み、挑戦者の逆襲をしのぎ続けた。場内のボルテージは上昇を続け、観客の声援がリングを揺らしていた。そして終盤、Sareeeが裏投げ3連発を繰り出し、リストクラッチ式裏投げでも王者を追い込んだが、橋本は驚異的な粘りを見せてそれを返し、フィニッシュへとつなげた。そしてついに必殺のオブライトを決めてSareeeを沈め20分56秒、王座防衛に成功した。

試合後、橋本はマイクを握り「お前に勝って上から目線でモノを言ってやろうと思ったけど、まだまだ言うつもりはない。だってお前は強いから」と挑戦者を称えつつ、自身の10周年記念試合としてこの一戦を選んだ理由を語った。さらに「この先ももっともっと強さを高めあって、女子プロレス…スターダムに負けないぐらい私が」と闘志を露わにし、「ずっとライバルだと思っているので、また、お願いします」と再戦を約束した。
一方、Sareeeは「めちゃくちゃ悔しいです。相手に選んでもらえて、ここ絶対に負けられないなって思ったんです。そこで負けて死にものぐるいで日本のプロレスに追いつくために必死でがんばってきた」とリアルな胸の内を明かした。さらに「橋本千紘はセンダイガールズ背負っている。私は違う。本気で日本の女子プロレス界を背負っているつもり。そこは橋本に負けられない。必ず取り返すんで女子プロレスの強さの象徴として高め合っていきましょう」と宣言し、次なる挑戦への意欲を滲ませた。

この結果、橋本千紘は第18代王者として3度目の防衛に成功した。
挑戦者・Sareeeにとっては悔しさを胸に刻む敗北となったが、その志の高さと激戦の内容が改めて女子プロレス界の熱を象徴する場面となった。
今回の一戦は、単なる防衛戦を超えて、10周年という節目にふさわしい“王者の証明”とも言える激闘だった。リング上での攻防一体となった攻め合い、場外戦も辞さない挑戦者の姿勢、そして一発逆転を捉えた王者の執念――そうした要素が合わさって、観る者に強烈な印象を刻んだ。今後、橋本が掲げた「3年以内に日本武道館へ」という目標が現実味を帯びてくるのも、このゲーム後の余韻と観衆の期待値からして自然の流れであろう。
女子プロレス界において“強さ”とは何かを問うたこの試合。王者・橋本千紘、挑戦者・Sareee、それぞれがプロフェッショナルとしての責務を全身で示した。次の一戦、あるいは再戦の日を、観る側として心から楽しみにしたい。

▼仙女後楽園チーム200キロ王座戴冠で女子プロレスの頂点へ躍進
アジャコング、200キロの威圧で全てを粉砕!混沌の3WAY制す

<第3試合 3WAYマッチ 15分1本勝負>
○アジャコング
8分5秒 200kgプレス⇒体固め
●シン・広田・葛飾さくら
※もう1人は優宇
橋本千紘デビュー10周年記念大会の一角を飾ったこの第3試合は、アジャコング、シン・広田・葛飾さくら、優宇の3WAYマッチとして行われ、議員当選後初の登場となった広田がいつもの破天荒ぶりを発揮しながらも、ベテラン勢の重圧に押しつぶされるように敗れ去るという、会場全体が笑いと衝撃の入り交じる独特の空気に包まれた一戦となった。まず試合開始直後、アジャと優宇がにらみ合う場面に広田が割って入って自身の名刺を配り始めるというフットワークの軽さを見せたが、それに対しアジャコングは名刺を足で踏みつけると「何が先生だ! お前ら議員は国民の下僕だ! お前から教わることなんて何もねえ!」と痛烈な罵声を浴びせ、続けざまに逆水平チョップを連打して広田を悶絶させ、この段階で早くも試合の主導権を握る展開となった。
