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1月9日(現地時間)にメキシコシティ・アレナメヒコで『CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦』が開催された。

メインイベントのCMLL世界ウェルター級王座戦は、王者ミスティコと挑戦者バルバロ・カベルナリオで行われた。王者ミスティコはこの勝利により、王座4度目の防衛に成功している。
試合序盤、カベルナリオは獣のような荒々しさを前面に押し出し、突進力とパワーでミスティコをコーナーへ追い込んだ。パワーボムやラリアットを叩き込み、さらには覆面を破ろうとするラフファイトで試合の主導権を握る。ミスティコは苦しい展開の中でも、フライングクロスチョップなどのカウンターで流れを引き戻そうとしたが、簡単にはフォールを奪えなかった。
中盤に入ると、両者は激しい打撃戦へと移行する。カベルナリオのジャベがミスティコを捕らえ、場内のボルテージは一気に上昇した。しかし、消耗戦となる中で際立ったのはミスティコのスピードと試合運びである。挑戦者の勢いをかわしながら、要所で主導権を取り戻していった。
終盤、20分を過ぎたあたりでカベルナリオがスーパープレックスを狙うも、ミスティコが空中殺法で切り返す。フィニッシュでは必殺技ミスティカを一度は防がれたものの、即座にジャベ、おきて破りのカベルナリアと切り替え、見事タップアウトを奪取した。テクニックと経験値の差が明確に表れた王座戦であり、アレナ・メヒコは大歓声に包まれた。

セミファイナルはライトニングマッチ(マッチ・レランパゴ)として行われ、マスカラ・ドラダとティタンによるシングルマッチとなった。スピードと空中技を武器とする両者の対戦は、短時間ながら非常に濃密な内容である。
序盤はティタンが高速キックやスプリングボード攻撃でペースを握り、ドラダを追い込んだ。対するドラダはハリケーンラナで流れを断ち切り、徐々に試合を立て直していく。中盤以降は空中技の応酬となり、チョップ合戦ではドラダの一撃がティタンの胸を赤く染めた。
終盤、ティタンがトップロープからのダイブを狙ったところでミスを犯し、これを逃さずドラダが450度スプラッシュを投下。鮮やかなピンフォール勝利を収めた。ハイフライヤー同士の対決らしいスリリングな展開で、ドラダの機動力と判断力が勝敗を分けたと言える。
今回のアレナメヒコ定期戦は、CMLLらしい伝統的な王座戦と、スピード感あふれるシングルマッチが好対照を成す大会であった。王者ミスティコの盤石な強さと、マスカラ・ドラダの勢いが、2026年のCMLLマット界を占う重要な要素となっていきそうである。
■ CMLL アレナメヒコ金曜日定期戦
日時:2026年1月9日(現地時間・放送日)
会場:メキシコ合衆国メキシコシティ・アレナメヒコ
<CMLL世界ウェルター級王座タイトルマッチ>
[王者]○ミスティコ
1-0
[挑戦者]●バルバロ・カベルナリオ
<シングルマッチ>
○マスカラ・ドラダ
1-0
●ティタン
<6人タッグマッチ>
○スター・ブラック フガス エクスプロシボ
2-1
●ディフント バルボサ フリア・ロハ
<タッグマッチ>
○メフィスト エウフォリア
2-1
●マックス・スター フトゥーロ
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