アレキサンダー・シュレメンコ王座防衛！3・28『ベラトール 114』

(C)Bellator

2014年3月28日、ユタ州ウェストヴァレー・シティでUFCに次ぐ全米第二のメジャーMMA『ベラトール 114』は開催された。

今大会ではミドル級王座タイトルマッチが開催され、現在ベラトールの王者の中でももっとも安定した強さを発揮しているアレキサンダー・シュレメンコが、ブレナン・ワードを迎え撃った。シュレメンコは2012年にミノワマンをボディブローで葬った事で、日本でも知名度があるが、現在はベラトールの王者として防衛を続けている。

試合は、いつも通り、得意の首相撲からの膝蹴りなどでワードを追い詰めるが、ワードも逆に肘打ち、そしてグランドでバックを制し、あわやチョークを極めそうになるなど、見せ場を作る。しかし、2R、テイクダウン狙いで不用意に突っ込んだワードをシュレメンコがスタンドでギロチンに捕え一本勝ち。元々キックボクサーで打撃の選手であるが、レスリング経験もあり、そしてこの極めの強さ。オールラウンドなファイターとして成長し続けるシュレメンコがその強さを見せつけた試合だった。

■　ベラトール 114
日時：2014年3月28日
場所：アメリカ・ユタ州ウェストヴァレー・シティ

＜ミドル級王座タイトルマッチ＞
○アレキサンダー・シュレメンコ（王者）　
　2R 1分22秒　ギロチンチョーク
●ブレナン・ワード（挑戦者）
※シュレメンコが王座防衛

＜フェザー級トーナメント準決勝＞
○ダニエル・ヴェイケル　
　判定
●マット・ベセット

＜フェザー級トーナメント準決勝＞
○デス・グリーン　
　判定
●ウィル・マルチネス

＜ミドル級トーナメント準決勝＞
○ブレット・クーパー　
　2R 3分33秒 TKO
●ケンドール・グローブ

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