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プラジバット、ジマーマンが存在感示す/各階級トーナメントも白熱

2025年12月13日、オランダ・アーネムのゲルレドームで開催されたGLORY COLLISION 8は、ヘビー級ワイルドカード戦、ウェルター級・ライトヘビー級のワンナイトトーナメント、さらにGLORY×RISE共同のフェザー級トーナメント予選など、見どころ満載のビッグイベントとなった。大会はDAZNで配信され、多くのKOとアップセットが生まれる熱戦が繰り広げられた。
メインイベント
ヘビー級ワイルドカード戦(Last Heavyweight Standing進出権)
メインイベントでは、怪我からの復帰戦となるアントニオ・プラジバット(クロアチア)が、ノルディーヌ・マヒーディン(フランス)と対戦。
試合は判定決着となり、プラジバットが試合を優勢に進めて勝利を収めた。
この結果、両者によるトリロジーはプラジバットの2勝1敗で決着。プラジバットは復帰戦を白星で飾り、2026年ヘビー級グランプリ(Last Heavyweight Standing)ファイナル進出を決めた。

コメインイベント
エロール・ジマーマン、10年ぶりGLORY復帰戦で衝撃KO
コメインイベントのヘビー級ワイルドカード戦では、10年ぶりにGLORYのリングへ戻ってきたエロール・ジマーマン(キュラソー/オランダ)が、元オーストラリア最強ストロングマンのアレックス・サイモンと対戦。
試合は開始直後からジマーマンが主導権を握り、1ラウンド1分18秒、パンチによるKO勝利。
ニックネーム「The Bonecrusher(骨砕き)」の名にふさわしい一撃でサイモンを沈め、2026年ヘビー級グランプリ進出を決めた。
経験と技術で圧倒したジマーマンの完勝は、大会屈指のインパクトを残す結果となった。
この一戦は、「経験豊かなレジェンド vs. 怪物級フィジカルを誇る新人」という構図が大きな注目を集めていた。
結果は、ジマーマンの完勝。サイモンのパワーと身体能力が生きる前に、ジマーマンの経験値と試合巧者ぶりがすべてを上回った形となった。会場はこの衝撃的なKOに大歓声で包まれたという。
■エロール・ジマーマン略歴
生年月日:1986年4月20日
身長:約191cm
ニックネーム:The Bonecrusher
K-1 World Grand Prix 2008 in Amsterdam優勝をはじめ、数々のビッグネームを撃破してきたヘビー級の名スラッガー。GLORYではヘビー級王座にも挑戦し、リコ・ヴァーホーベンをKOした唯一の選手として知られる。
最後のGLORY出場は2015年だったが、その後も世界各地で戦い続け、今回の復帰戦で健在ぶりを示した。
■アレックス・サイモンについて
サイモンは元「オーストラリア最強の男」として名を馳せたストロングマン出身ファイター。
圧倒的なパワーと体格を武器に格闘技へ転向し、すべての勝利を1ラウンドKOで飾ってきたが、GLORYデビュー戦となったこの試合では経験の差が明確に表れる結果となった。
ジマーマンのGLORY復帰は、ヘビー級戦線に新たな緊張感をもたらす出来事となった。
この勝利が、2026年のヘビー級グランプリでどのような展開につながっていくのか、今後の動向に注目が集まる。
■ GLORY COLLISION 8
日時:2025年12月13日
会場:オランダ王国アーネム ゲルレドーム
<ヘビー級>
○アントニオ・プラジバット(クロアチア)
判定3-0
●ノルディン・マヒディーヌ(アルジェリア)
<ヘビー級>
○エロール・ジマーマン(オランダ)
1R 1分18秒 TKO(パンチ)
●アレックス・サイモン(オーストラリア)
<ウェルター級トーナメント決勝>
○エンディ・セメレール(オランダ)
判定3-0
●テオドール・フリストフ(ブルガリア)
<ライトヘビー級トーナメント決勝>
○マイケル・ボアピー(ガーナ)
判定3-0
●ミロシュ・ツヴェティチャニン(セルビア)
<フェザー級>
○ペッチパノムルン・ギャットムーカオ(タイ)
判定3-0
●デニス・ヴォシク(ドイツ)
<ウェルター級トーナメント準決勝>
○テオドール・フリストフ(ブルガリア)
判定3-0
●チコ・クワシ(オランダ)
<ウェルター級トーナメント準決勝>
○エンディ・セメレール(オランダ)
判定3-0
●ドン・スノウ(スリナム)
<ライトヘビー級トーナメント準決勝>
○マイケル・ボアピー(ガーナ)
判定3-0
●ユーリ・フェルナンデス(カーボベルデ)
<ライトヘビー級トーナメント準決勝>
○ミロシュ・ツヴェティチャニン(セルビア)
判定3-0
●セム・カセレス(トルコ)