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PFLリヨン大会が、フランス・リヨンのLDLCアリーナで開催され、ハイレベルなMMAの一夜を経て正式に幕を閉じた。この大会では4人の新王者が誕生し、それぞれが王座のベルトを腰に巻いてフランスを後にした。

メインイベントでは、ロシアのワジム・ネムコフが危険な長身ブラジル人ファイター、ヘナン・フェレイラを相手に1ラウンドでアームトライアングルチョークを極め、2025年PFLヘビー級世界王者に輝いた。ネムコフはこの勝利でヘビー級の頂点に立ち、2026年にはすべての挑戦者を迎え撃つ立場となった。

セミメインイベントでは、クリス・サイボーグがその伝説をさらに積み重ねた。ブラジルの女王は、サラ・コリンズを3ラウンドにリアネイキッドチョークで下し、PFL女子フェザー級世界王座を獲得。試合後には、自身の輝かしいMMAキャリアを締めくくるため、あと1試合戦いたい意向を明かしている。
また、ベルギーの新星として注目を集めるパトリック・ハビロラは、これまでで最も経験豊富かつ危険な相手となるケビン・ジュセと対戦。1ラウンドでTKO勝利を収め、無敗記録を維持した。この衝撃的なフィニッシュにより、LDLCアリーナは大歓声に包まれ、ハビロラは近年ヨーロッパから現れた最注目プロスペクトの一人であることを強く印象づけた。
テイラー・ラピルスは、英国のリアム・ギッティンズを相手にユナニマス判定勝利を収め、世界屈指のバンタム級ファイターであることを改めて証明した。フランス人ファイターであるラピルスは、卓越した運動能力と完成度の高さを示し、層の厚いPFLバンタム級戦線における有力な存在であり続けている。
この夜の4つ目の王座は、フランスのバリシュ・アディギュゼルが手にした。経験豊富なディーン・ガーネットを相手に、持ち味である攻撃的なスタイルを発揮し、1ラウンドTKO勝利。これにより、2025年PFLヨーロッパ・バンタム級トーナメント王者となり、最高の形で一年を締めくくった。
PFLリヨン大会は、世界トップレベルの実力者と新世代スターが躍動する舞台となり、2025年のPFLヨーロッパシーズンを象徴する大会として記憶される一夜となった。
■ PFL Europe 4: 2025 Finals
日時:2025年12月13日
会場:フランス共和国リヨン LDLCアリーナ
<ヘビー級王座決定戦>
○ワジム・ネムコフ(ロシア)
1R 4分00秒 一本(アームトライアングルチョーク)
●ヘナン・フェレイラ(ブラジル)
<女子フェザー級王座決定戦>
○クリス・サイボーグ(ブラジル)
3R 2分55秒 一本(リアネイキッドチョーク)
●サラ・コリンズ(オーストラリア)
<ウェルター級>
○パトリック・ハビロラ(ルワンダ)
1R 2分42秒 TKO(左フック ⇒ グラウンドパンチ)
●ケビン・ジュセ(フランス)
<バンタム級>
○テイラー・ラピルス(フランス)
判定3-0
●リアム・ギッティンズ(英国)
<バンタム級・トーナメント決勝>
○バリシュ・アディギュゼル(フランス)
1R 0分44秒 TKO(パンチ)
●ディーン・ガーネット(英国)