AJスタイルズ、オカダ・カズチカ下して王座防衛 5・25「新日本プロレス BACK TO THE YOKOHAMA ARENA」

 5月25日(日)に神奈川・横浜アリーナで「新日本プロレス BACK TO THE YOKOHAMA ARENA」が開催された。メインでは、IWGPヘビー級選手権試合が行なわれ、王者・AJスタイルズが挑戦者・オカダ・カズチカにスタイルズクラッシュで勝利して王座防衛を果たした。
 セミファイナルでは、IWGPインターコンチネンタル選手権試合が行なわれ、王者・中邑真輔が挑戦者・ダニエル・グレイシーと対戦、ボマイェで中邑真輔が王座防衛を果たした。いい加減、グレイシーだのの時代錯誤はこれっきりにして欲しいものだ。

 大会のベストマッチは予想通り石井智宏vs.飯伏幸太のNEVER無差別級選手権試合。19分22秒の攻防はマニア大興奮の激闘となり、石井が王座を防衛して新日本プロレスの裏エースであることを印象付けた。

■ 新日本プロレス BACK TO THE YOKOHAMA ARENA
日時:5月25日(日) 15:00
会場:神奈川・横浜アリーナ
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<第10試合60分1本勝負 IWGPヘビー級選手権試合>
○(チャンピオン)AJスタイルズ
 26分05秒 スタイルズクラッシュ⇒エビ固め
●(チャレンジャー)オカダ・カズチカ

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<第9試合60分1本勝負 IWGPインターコンチネンタル選手権試合 プロレスvs柔術 異種格闘技戦>
○(第8代チャンピオン)中邑真輔
 10分24秒 ボマイェ⇒片エビ固め
●(チャレンジャー)ダニエル・グレイシー
※通常のプロレスルールに加えて、オープンフィンガー・グローブを着用してのパンチ攻撃は有効。チョークスリーパー及び道着着用の場合のみ、道着を使用しての絞め技は有効とする。

<第8試合60分1本勝負 IWGPタッグ王座ナンバーワン・コンテンダーマッチ>
棚橋弘至、○真壁刀義
 17分22秒 キングコングニードロップ⇒片エビ固め
●後藤洋央紀、柴田勝頼

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<第7試合60分1本勝負 NEVER無差別級選手権試合>
○(第3代チャンピオン)石井智宏
19分22秒 垂直落下式ブレーンバスター⇒エビ固め
● (チャレンジャー) 飯伏幸太

<第6試合30分1本勝負 プロレスvs柔術 異種格闘技戦>
○桜庭和志
 05分33秒 サクラバロック⇒レフェリーストップ
●ホーレス・グレイシー
※通常のプロレスルールに加えて、オープンフィンガー・グローブを着用してのパンチ攻撃は有効。チョークスリーパー及び道着着用の場合のみ、道着を使用しての絞め技は有効とする。

<第5試合30分1本勝負 スペシャルシングルマッチ>
●内藤哲也
 12分05秒 バッドラックフォール⇒片エビ固め
○バッドラック・ファレ

<第4試合30分1本勝負 スペシャルタッグマッチ>
●矢野通、飯塚高史
 00分08秒 ゴッチ式パイルドライバー⇒体固め
○鈴木みのる、シェルトン・X・ベンジャミン

<第3試合60分1本勝負 NWA世界タッグ選手権試合3WAYマッチ>
(チャンピオンチーム)○天山広吉、小島聡
 11分38秒 ムーンサルトプレス⇒体固め
(チャレンジャーチーム)ランス・アーチャー、デイビーボーイ・スミスJr.
(チャレンジャーチーム)ロブ・コンウェイ、●ウェス・ブリスコ
※3チーム同時に通常のタッグマッチを行い、いずれかの1チームが勝利した時点で決着とする。

<第2試合20分1本勝負 スペシャル8人タッグマッチ>
永田裕志、中西学、本間朋晃、●キャプテン・ニュージャパン
 09分03秒 マイアミ・シャイン⇒体固め
○高橋裕二郎、カール・アンダーソン、ドク・ギャローズ、タマ・トンガ

<第1試合20分1本勝負 Road to BEST OF THE SUPER Jr. XXI>
獣神サンダー・ライガー、タイガーマスク、●エル・デスペラード、マスカラ・ドラダ
 08分25秒 エムエックス⇒片エビ固め
田口隆祐、○BUSHI、KUSHIDA、アレックス・シェリー

詳細版はマット界舞台裏6月5日横アリ惨敗Snakepit15鈴木秀樹REINAマーブルHEAT-UPテリーに掲載されました。

※メインの勝敗を事前に的中!
マット界舞台裏5月15日号横アリW1仙台GENTARO復帰WNC葛西Z1みちのくBロジャース
▼覆面座談会
IWGP王座は5・25横アリでオカダに戻るのか?
IWGPヘビー王座は新日プロの至宝にとどまらず、今や日本マットの最高峰。その最も価値あるタイトルを外国人のAJスタイルズに明け渡してしまったオカダ・カズチカの責任は重大…と言いたいところだが、ファンが関心を示しているのは今後のIWGPヘビー級戦線であり、オカダが首尾よく5・25横浜アリーナで奪回するかどうか。今号の記者座談会では5・3福岡における王者交代劇のウラ側5・25でのIWGP戦の結果に照準を絞った。

※中邑vs.ダニエル・グレイシー戦の勝者まで明記
マット界舞台裏5月22日号WWE暴落IGF/TNA横アリ不安藤波還暦G小鹿金網Pan映画Wマクダニエル
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※前売りの悲惨な実数を暴露
マット界舞台裏5月29日号ROH新日NY横アリWWE北朝鮮’82猪木馬場新日キック付録CPE
▼横浜アリーナ前売不振、WWE株価暴落続報
 マット界総覧と問われる判断力、報道は何処へ!
 横浜アリーナ大会の前売販売が不振で、新日本プロレス営業はもがいているとの情報が洩れてきた。あるいは業界の盟主、WWEの株価暴落の続報もある。今週は今一度、グローバルにマット界の全体像をおさらいすると共に、問題点を整理しておきたい。

【推薦文】
 巷では新日本大盛況みたいな煽り方をしてるけど、ミルホンのガチっぷりには恐縮します「king of sports」が新日本のキャッチフレーズでしたが今は「何回目だよ、このカード」でお馴染みの新日本プロレスですからねちっ(怒った顔)または「また××かよ」
 あのカードでも都内の会場なら行くプロレスファンもいるでしょうけど、横浜アリーナは新横浜ですからね。あのカードであれだけの会場を埋めようなんて舐めすぎ。
 2011年くらいのWWE公演の横浜アリーナ大会はチケットはsold outで会場前ではチケットを求めてるファンがいっぱいいました。試合が始まると超満員の会場は大熱気。横浜アリーナクラスのイベントとはこういうこと。
 もっとも、そのWWEも試練を迎えているというのも今週号で取り上げていましたね。(いっせい)

 今週号のマット界舞台裏、新日本-ROHのNYレポートは真!業界人必読号です。裏ネタも随所にちりばめています。提灯記事を悪く思ったり言ったりはするのもどうかと思いますが、本質のない情報しか読者に提供しない広報誌紙が影響力を持つのは業界の発展に良くない事です。
(ルーツ鐘中)