木村プロ 命を懸けた男の“闘魂継承”遺言とは? 10・13立川コロッセオ

 10・13立川コロッセオ『ACF117 ACF vs キングダム全面対抗戦』まで、残りあと3日。副将戦に名を連ねる“猪木イズム継承者”木村プロだが、その身体は限界に達している。
 当初は「猪木対ウィリー・ウィリアムス戦ルール」での実施が検討された。だが、関係者の話によると「現状では危険すぎる」との判断で、実現は見送られたという。

■ 格闘技のおもちゃ箱ACF117 ~ACF対キングダム 全面対抗戦~
日時:2025年10月13日(祝月)開場12:00 開始12:30
会場:キングダム立川コロッセオ(東京都立川市曙町2-28-26レモンビル3F)
前売料金:一般自由席5,000円 高校生以下自由席3,000円
※入場時別途ワンドリンク代500円必要
主催:ACFグローバル
問い合わせ先:ACFグローバル 090-3494-2633(近藤)


<ACF対キングダム 5vs5 全面対抗戦 副将戦 MMA 無差別級 3分2R>
副将戦:木村プロ(wpy) vs ペロ正(道頓堀格闘技倶楽部)

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・ACF117見所解説
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9月30日――救急搬送された夜 ◆ 医師コメント

 9月30日深夜、木村プロは激しい胸痛とめまいを訴え、救急搬送された。診断結果は高血圧クライシス(230/140)。さらに慢性腎臓病ステージ3bを併発している。

 医師は厳しい表情で語った。
「試合に出るどころか、安静にしていなければ命に関わります。体が動くのは、せいぜい“20秒”が限界でしょう」

 『血圧230/140で救急搬送された事実は極めて深刻です。腎臓機能がステージ3bということは、糸球体濾過量が半分以下に低下している状態。打撃や関節技を受ければ、腎臓破裂・脳出血・大動脈解離のリスクすらあります。“動ける時間20秒”というのは誇張ではなく、医学的にも正しい危険信号です。試合は絶対に止めるべきです。』
 腎臓内科専門医・古橋慎一(都内総合病院)

◆ 格闘技評論家の見解

 『木村プロが掲げる“猪木対ウィリー戦ルール”は、闘魂そのものの再現だ。だが現代医療の見地から見ても、もはや実現不能だった。9月30日の救急搬送で、リングに立つ資格は医師に奪われたが、闘志だけは誰にも止められない。“20秒しか動けない男”が、それでも立川に立つ。これは競技ではなく、闘魂の最期の記録だ。』
 格闘技評論家・真鍋義光(フリーライター)

◆セコンド会議、「動ける時間は20秒」

 試合3日前の都内雀荘。木村プロはセコンド陣と作戦会議を行った。「初動の20秒に全てを懸ける」、「一発で決めるしかない」――それが出た結論だ。

 セコンドの一人は苦悩を隠さない。
 「止めたい。でも、誰も止められない。彼は“命を削ってでもリングに立つ”と決めている。俺たちは、せめてその20秒を完璧に仕上げるしかない」

◆猪木対ウィリー戦への敬意

 「入江が猪木×アリ戦ルールでやったのなら、俺は猪木×ウィリー戦ルールでやるのが筋だろう」そう語っていた木村プロ。だが、その実現はならなかった。

 医療チームは「骨折や脱臼の危険を伴う打撃戦は、腎臓へのダメージが致命的になる」と止めた。
 「猪木×ウィリー戦のように、肉体が限界を超えても立ち上がる姿は伝説だ。だが現代医学では、それは“死を覚悟した選択”と同義だ」――スポーツ医学評論家・相沢啓一

◆木村プロ、沈黙を破る

 取材班が連絡を取ると、本人は短く答えた。
 「もう動けないことは分かっている。だが、闘魂を継ぐ者として、逃げるわけにはいかない。倒れても、前に倒れる。それが俺の“20秒”だ」

◆編集後記:命の炎が燃え尽きる瞬間を、見逃すな

 3分1Rの総合ルールに挑む木村プロ。その動ける時間は20秒――。医師が止め、仲間が泣き、それでもリングに上がる。

 闘魂とは、勝ち負けではなく命の使い方だ。45年前の猪木×ウィリー戦がそうであったように、2025年10月13日、立川コロッセオは再び“魂の証明”の場となる。

 「生きるか死ぬか。それでも闘うのが、ギャンブラーだ」――木村プロ

取材・構成:フローレンス八百長/編集評論:マスター助評