(C)AAA/WWE
9月12日(現地時間)にアメリカ合衆国ネバダ州ラスベガスで『AAA Worlds Collide 2025』が開催された。
AAAは1992年1月、CMLLで企画部長兼ブッカーを務めていたアントニオ・ペーニャによって設立された。同年5月、メキシコシティで旗揚げ戦を開催し、エンタメ性の高いプロレスを推し進め、当時メジャー団体だったUWAを壊滅に追い込み、メキシコでは最王手CMLLに次ぐ規模の団体となった。しかし、2025年4月にWWEによる買収が発表された。だが、WWEに買収されたが、統合される訳ではなく別ブランドとして運営されている。
今大会は、AAAとWWEの合同興行となり、アメリカ合衆国での開催となった。メインではAAA団体最高峰王座であるAAAメガ王座戦で、AAA所属の王者エル・イホ・デル・ヴィギンゴにWWE所属のドミニク・ミステリオが挑戦した。ミステリオは父親レイ・ミステリオの悲願だったメガ王座を必ず奪うとアピールしており、一応、AAA対WWEになるが、ミステリオはメキシコ系なので、対抗戦という感じではない。試合は、乱入も繰り返され、ヴィギンゴが必殺のクエルノ・デル・ヴィギンゴを決めてフォール勝ち寸前の所で、エル・グランデ・アメリカーノがレフェリーを引っ張ってカウントを妨害して阻止した。アメリカーノはメキシコに媚びていたが、やはりミステリオと結託していたので、怒ったヴィギンゴがアメリカーノの覆面を剥ごうと攻撃している所、ミステリオが鉄板を入れた覆面をかぶってトルピードダイブ、続いてフロッグスプラッシュを決めヴィギンゴからフォール勝ち。なんとミステリオが王座を奪取し、現在保持しているインターコンチネンタル王座と共に二冠王となった。試合後、父親レイ・ミステリオにベルトを巻かせてもらう事を強制。父親レイは、ドミニクの汚いやり方に納得していないが、渋々、ベルトを息子に巻いた。そして、ドミニクはアメリカーノや仲間のジャッジメント・デイと喜びあったのだった。
AAAラテンアメリカ王座戦は、王者イホ・デル・ドクター・ワグナーJr.が、JDマクドナ、ドラゴン・リー、イーサン・ペイジという3人の挑戦者を相手に4WAYマッチで王座戦を行い、必殺のワグナー・ドライバー(みちのくドライバー)でマクドナを仕留めてフォール勝ちで王座防衛を果たした。

WWEに買収後、大ブレイクしているミステル・イグアナは、WWE所属のローラ・バイスと組み、フィン・ベイラー、ロクサーヌ・ペレスと対戦。バイスの色気にノックアウトされタッグ結成だが、AAAとWWEの選手同士がタッグを組むように、団体対抗戦路線ではなく、TNAとWWEと同じくクロスオーバー路線になりそうだ。試合は、イグアナがイグアナのぬいぐるみジェスカを使って盛り上げ、最後はバイスがペレスにスピニング・バックフィストを決めてフォール勝ちした。
AAAタッグ王座戦は、サイコ・クラウン、パガノの王者組がWWE所属のニュー・ディを挑戦者として迎え撃った。最後はサイコが義父のネグロ・カサスの必殺技カシータで丸め込んでフォール勝ちで王座防衛。しかし、試合後にワイアット・シックスが乱入して、サイコ、パガノを襲い、王座戦をアピール。AAAの各タイトルに次々とWWE勢が絡みクロスオーバーがどんどん進みそうだ。
■ AAA Worlds Collide 2025
日時:2025年9月12日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国ネバダ州ラスベガス トーマス&マックセンター・パビリオン
<AAAメガ王座タイトルマッチ>
[挑戦者]○ドミニク・ミステリオ
体固め
[王者]●エル・イホ・デル・ヴィギンゴ
<ラテンアメリカ王座タイトル4WAYマッチ>
[王者]○イホ・デル・ドクター・ワグナーJr.
体固め
[挑戦者]●JDマクドナ
[挑戦者]ドラゴン・リー
[挑戦者]イーサン・ペイジ
<タッグマッチ>
○ミステル・イグアナ ローラ・バイス
体固め
●フィン・ベイラー ロクサーヌ・ペレス
<AAAタッグ王座タイトルマッチ>
[王者]○サイコ・クラウン パガノ
カシータ
[挑戦者]●ニュー・デイ(コフィ・キングストン&“ビッグG”グレイソン・ウォーラー)
<AAA女子王座挑戦者決定戦>
○ナタリア
体固め
●ファビー・アパッチ
<8人タッグマッチ>
○ラ・パルカ オクタゴンJr. ラレド・キッド マスカリータ・サグラダ
体固め
●クルーズ・デル・トロ ホアキン・ワイルド リンセ・ドラド ミニ・アビズモ・ネグロ
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