6・1ZERO１後楽園W-1対抗戦崔が驚愕の選択「”必要”とされているところで出る！」

　24日のW-1名古屋大会の試合後、崔領二と河野真幸が6月1日ZERO１後楽園でのZERO１対W-1の全面対抗戦に、『デスペラード』として参戦する意思がある事を発表。
　これを受け、ZERO１は『デーモン植田＆拳剛 vs. 崔領二＆河野真幸』を発表した。

崔領二　コメント
「なにも、『裏切り』とかそんな低俗なレベルのものはないよ。よく、聞いて欲しい。前に、言ったよな。『このままじゃ、ヤバイ』って。今、このままで大丈夫なら、このままでいきたいさ。でも、進化、そして、融合、さらに、ケミストリーで可能性を探さないとナンセンスなんだよな。
一般社会でも、同じ。『必要』とされてるかどうか。今、レッスルワンでデスペラードというユニットがある。そこは、俺を必要としてくれてる。それが、『ヒール』とかどうとか、そんなのは、関係ない。『必要』としてくれてるだから、行くそして、精一杯やるだけ」

デスペラード・河野真幸　コメント
「崔領二は、『デスペラード』。そうやってきた。彼は、もうここで地位を確立してる。残念ながら、ゼロワンではない。俺らは、レッスルワンでもないし、ゼロワンでもない『デスペラード』だ！
　だから、レネデュプリ、サカモト、崔、河野。四人いるから、四人用意しろ！」

　ZERO1の４強と言われる崔。当然、批判の声もあると思われるが、本人は理詰めの反論をしてきた。
「じゃあ、聞こう。対抗戦して、俺が、ゼロワンで出たとしよう。それで、どうなる？その他大勢にならないか？俺は、そうなると思う。プロレスには、決まった答えがない。でも、いつの間にかベテランや関係者や、ファンが、ステレオタイプを作りたがる。
そんなものナンセンス。1番大切なものを教えてあげようか？それは『最初にアクションを起こす』こと。それが、失敗して批判されようが、なんでもいい。我が道を信じて、自信を持っていく。それしかないのよ。正規軍とか、ヒールとか、他団体とか。あんたらは、いつまで村社会にいるの？それが、どんなケミストリー起こすの？歴史を変えれるの？思いついたら、批判覚悟でやろうよ。俺は、自信がある。
なぜか？それは、こんな俺を確実に必要としてるユニットがあるから。それが、俺の今の『やりがい』それだけよ。だから、この試合はZERO1 vs. W-1じゃない。vs.デスペラードだよ！」

　W-1の旗揚げから行動を起こし、ほぼ全試合に出場している崔。その『デスペラード』というスタンスは、彼のプロレスキャリアにとって、多大なる影響を与えているのだろう。

　ただ、デーモン植田としてはこれ以上ないチャンス。デーモン軍の実力が勝るか、『デスペラード』が上か。団体の垣根を越えたプライドの対決となる。

■　ZERO1 True Lies
日時：6月1日（日）開場：17:15　開始：18:00
会場：後楽園ホール

＜ＮＷＡインターコンチネンタル　タッグ選手権試合　60分１本勝負＞　　
田中将斗&杉浦貴（王者組）
vs.
関本大介&橋本和樹（挑戦者組）

＜ZERO１ vs. W-1　タッグマッチ　30分１本勝負＞　　
佐藤耕平、鈴木秀樹
vs.
ＫＡＩ、W-1選抜選手

＜タッグマッチ　30分１本勝負＞　　
大谷晋二郎、横山佳和
vs.
ＫＡＭＩＫＡＺＥ、ＴＡＲＵ

＜ZERO１vs. W-1　ＮＷＡ　ＵＮヘビー級選手権試合　60分１本勝負＞　　
タマ・ウィリアムス（王者）vs.　浜　亮太（挑戦者）

＜タッグマッチ　30分１本勝負＞　　
デーモン植田、拳剛
vs.
崔　領二、河野真幸

＜ZERO１ vs. W-1　タッグマッチ　30分１本勝負＞　　
菅原拓也、brother‘YASSHI’
vs.
近藤修二、吉岡世紀

＜ZERO１ vs. W-1　インターナショナル＆NWA世界Jr2冠選手権試合　60分１本勝負　　
ジェイソン・リー（王者） vs. アンディ・ウー（挑戦者）

＜ZERO１ｖｓW-1　タッグマッチ　30分１本勝負＞　　
日高郁人、小幡優作
vs.
カズ・ハヤシ、稲葉大樹

＜シングルマッチ　30分１本勝負＞　　
藤田峰雄　vs.　ショーン・ギネス