(C)AAA
7月11日(現地時間)にメキシコ合衆国アグアスカリエンテス自由主権州アグアスカリエンテスで『AAA Verano de Escándalo2025(ベラノ・デ・エスカンダロ2025)』が開催された。
AAAは1992年1月、CMLLで企画部長兼ブッカーを務めていたアントニオ・ペーニャによって設立された。同年5月、メキシコシティで旗揚げ戦を開催し、エンタメ性の高いプロレスを推し進め、当時メジャー団体だったUWAを壊滅に追い込み、メキシコでは最王手CMLLに次ぐ規模の団体となった。しかし、2025年4月にWWEによる買収が発表された。しかし、WWEに買収されたが、統合される訳ではなく別ブランドとして運営され、今回は初の合同興行となった。
今大会は、AAA真夏のビッグマッチで、メインは現AAAメガ王者であるイホ・デル・ヴィギンゴが父親キング・ヴィギンゴがこの親子を攻撃し続けるアルベルト・エル・パトロン(ドスカラスJr.、アルベルト・デル・リオ)とエル・メシアスのルード軍と対戦した。本来はテクニコであるヴィギンゴ親子が応援されるのだが、AAAの過剰なプッシュと逆にWWE買収を受けて(メキシコ人である)パトロンが冷遇されている印象から、パトロンに声援が集まる逆転現象が起きている。それを受け、パトロンもルード連合軍エル・オホとギクシャクしていたが、ここに来て、やはりエル・オホと仲直りして再合体。盟友メシアスとの連携もばっちりで、エル・オホのメンバーも乱入を繰り返し、ヴィギンゴ親子を痛めつけた。最後はパトロンがキング・ヴィギンゴからフォールを奪って勝利。ルードだが、観客からは大きな声援を受けていたのだった。
AAA世界タッグ王座戦も組まれ、王者WWE所属のロス・ガルサ(エンジェル&ベルト)にAAAに王座を取り戻すべくアステカ・ウォリアーズ(ラレド・キッドとオクタゴンJr.)が挑戦するも敗れてしまった。試合後、ロス・ガルサも同じメキシコ出身だが、メキシコをバカにするアピールを繰り返したが、そこにAAAコミッショナーのラテン・ラバーが現れ、お前らもメキシコ人なのに、なんて事を言うのかと激しく非難。そして、それならAAAから最強の挑戦者を用意するとアピールし、AAA絶対エースであるサイコ・クラウンを呼んだのだった。パートナーはまだ分からないが、AAA絶対エースが遂に他団体流出したタッグ王座奪還に動き出したようで、会場からも大きな声援が飛んでいた。
また、大ブレイク中のミステル・イグアナがラ・ヒエドラと組んで、提携団体TNAから遠征してきたサンティノ・マレラとWWE-NXTのローラ・バイスと対戦。イグアナのイグアナと、マレラのコブラのコミカルな対決となり盛り上がった。最後はレフェリーの隙をついてイグアナがマレラに反則のローブローからフォール勝ち。人気者対決はイグアナに軍配が上がった。


■ AAA Verano de Escándalo2025
日時:2025年7月11日(現地時間)
会場:メキシコ合衆国アグアスカリエンテス自由主権州アグアスカリエンテス
<タッグマッチ>
○アルベルト・エル・パトロン エル・メシアス
体固め
●キング・ヴィギンゴ イホ・デル・ヴィギンゴ
<AAA世界タッグ王座タイトルマッチ>
[王者]○ロス・ガルサ(エンジェル&ベルト)
体固め
[挑戦者]●アステカ・ウォリアーズ(ラレド・キッドとオクタゴンJr.)
<タッグマッチ>
○ラ・ヒエドラ ミステル・イグアナ
体固め
●ローラ・バイス サンティノ・マレラ
<シングルマッチ>
○エル・イホ・デル・ドクター・ワグナーJr.
体固め
●メカ・ウルフ
<6人タッグマッチ>
○シベルネティコ パガノ エル・フィスカル
体固め
●ロス・バイパーズ(アビスモ・ネグロJr.&ヒステリア&タウルス)
<6人タッグマッチ>
○ラ・パルカ アロスター ニーニョ・アンブルゲサ
体固め
●ロス・サイコ・サーカス(マーダー&デイブ&パニック・クラウン)
<3WAYマッチ>
○マラヴィラ
体固め
●チカ・トルメンタ
レディ・シャニ