[ファイトクラブ]AEW Dynamite300メルセデス・モネ白川美奈 オカダ・カズチカ飯伏幸太

[週刊ファイト7月10日]期間 [ファイトクラブ]公開中

▼AEW Dynamite300メルセデス・モネ白川美奈 オカダ・カズチカ飯伏幸太
 (c) AEW 編集部編


■ AEW Dynamite 300
日時:7月2日(現地時間)
会場:米カリフォルニア州オンタリオ トヨタ・センター


 ついにDynamite 300回を迎えたAEWは、12日後にテキサスでの『ALL IN』が控えていることから、そこへの煽りを軸にした記念特番を出してきた。
 ということでハングマン・ペイジの結構長くしゃべった独白から。AEW世界王者のジョン・モクスリーに挑戦する試合、「テキサス・デスマッチにしろ!」と言い出したので、例によって会場通路から出てきたMOXと、女用心棒のマリナ・シェイファーでしたが・・・。


 YUTAやクラウディオ・カスタニョーリが出てくるかと思えば、カウボーイの側にはサモア・ジョーたちと、人数でも負けません。度重なるアピールに、「だったらそのルールでやってやる!」となるんですが、本当のハイライトは、シェイファーにガチのバックショット・ラリアットをブチ込んだ強烈な場面になります。残念ながらその写真は、公式フォルダーになかったんですが・・・。


 さて、皆さんお待ちかねのメルセデス・モネvs.白川美奈です。ただ、第1試合となったことで、ここでは王座交代はやらないんだと大人のファンは気づかれたかも。でも、Minaちゃんは入場時も、試合途中にも激しいダンス魅せたりと、お客さんも沸いた好試合だったかと。
 実況席のトニー・ストームのテーブルには大きなステーキ夕食に、大きなケーキまであって、バトラーの元FMWルーサーが給仕してるんだけど、これもまた王座交代にはしないことを悟りました。


 日本流のハードヒットな攻防であり、モネが再三放つメテオラでは場外に見舞った際に膝を痛めるとか、ロジックにも適う練られたhi-spot展開のフィニッシュは、モネがクレイドルで丸め込み返す王座防衛でした。

 その後、嫌みな副社長ヤングバックスに、超バカでかいリムジンが送られてきて、中にはプレゼントのシューズの山とか、小学校を訪れて郷愁に浸るアホらしいスキットが挿入されてました。事前収録セグメントなので写真はありません。


 MJFは古巣のMLWにミスティコを追いかけてニューヨークに出没でしたが、今大会のMJFはカジノ・ガントレットの2番目登場権利予選を兼ねた4 way戦。アンソニー・ボーエンズ、ARフォックス、ブロディ・キングと、Dynamiteの放送歴史でよく出てきた選手の顔見世マッチメイクでしょうか。


 フィニッシュはMJFのフジワラ・アームバーがARフォックスに決まるんですが、Dem Boysマーク・ブリスコが、「ユダヤ人のチン〇は小さい」とかマイクやりだしてビックリ。プライムタイム(日本表記ゴールデン)に流される番組で、人種差別をやってるのですから。まぁ、今は「イスラエル、めちゃめちゃやないか!」とハーバート大、コロンビア大で学生運動がまた起きてますから、ご時勢的にはギリギリ許されるんでしょうか。
 ちなみにCS放送ディスカバリー・チャンネルの『ハリウッドの悪魔たち』シリーズ、呪われたフォン・エリック家やってましたけど、「なんでお前が出てくるのか?」のMJFも出てきてました。残忍なナチのドイツ人というギミックのフリッツ・フォン・エリック、本名はジャック・アドキッセンのユダヤ人だから、MJFが呼ばれたようでしたけど・・・。

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