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6月28日(現地時間)にロシア連邦ソチで『ACA 188: Gadzhiev vs. Pshukov』が開催された。
ACAは、ACBとアフマット・ファイト・ショーが合併したものだ。ACB(アブソリュート・チャンピオンシップ・ベルクート)はロシアの総合格闘技団体。アフマット・ファイト・ショー(ワールド・ファイティング・チャンピオンシップ・アフマット=WFCA)はロシア・東欧で開催するキックとMMAの混合イベントで過去には多くのレジェンド達が参戦していた。この両団体がACA(アブソリュート・チャンピオンシップ・アフマット)として新たにスタートしたのだった。
今大会のメインはフライ級王座戦&全階級で行われているグランプリの決勝戦となった。トーナメント決勝まで勝ち上がってきたのは王者クルバン・ガジエフとアザマト・プシュコフで、下馬評は王者が圧倒していた。しかし、試合はプシュコフがガジエフのテイクダウンを潰して、逆にグランドでバックを奪いパンチ連打。グロッキーになったガジエフをバックからチョークを極めたプシュコフが一本勝ち。下馬評を覆したプシュコフがフライ級王座とフライ級グランプリ優勝を勝ち取った。
■ ACA 188: Gadzhiev vs. Pshukov
日時:2025年6月28日(現地時間)
会場:ロシア連邦ソチ
<フライ級王座タイトルマッチ&GP決勝戦>
[挑戦者]○アザマト・プシュコフ(ロシア)
3R 2分17秒 リアネイキドチョーク
[王者]●クルバン・ガジエフ(ロシア)
<ライトヘビー級>
○グリゴール・マテヴォシアン(アルメニア)
3R 判定(ユナニマス)
●アスィルジャン・バフィトジャンウリ(カザフスタン)
<ライト級>
○ダウド・シャイカエフ(ロシア)
1R 4分16秒 リアネイキドチョーク
●アルテム・レズニコフ(カザフスタン)
<ウェルター級>
○ウザイル・アブドゥラコフ(ロシア)
2R 1分25秒 TKO
●ウマル・ガジダウドフ(ロシア)
<バンタム級>
○アレクサンドル・ポドレスニイ(ウクライナ)
3R 判定(ユナニマス)
●パヴェル・ヴィトルク(ウクライナ)
<ウェルター級>
○ジャクシリク・ミルザベコフ(キルギス)
3R 1分48秒 TKO
●チェルシ・ドゥダエフ(ロシア)
<ライト級>
○エルベルト・バチスタ(ブラジル)
1R 2分50秒 リアネイキドチョーク
●アリ・アブドゥルカリコフ(ロシア)