古豪アンドレイ・アルロフスキーがTKO勝ち!BKFC 76

(C)BKFC

 6月21日(現地時間)にテキサス州フォートワースで『BKFC 76: Bonner vs. Soto』が開催された。

 ベア・ナックル・ファイティング・チャンピオンシップ(Bare Knuckle Fighting Championship、略称:BKFC)は、アメリカ合衆国のベアナックル・ボクシング団体。 2018年3月にワイオミング州でベアナックル・ボクシングが合法化され、同年4月に元プロボクサーのデイビッド・フェルドマンによって1989年以来アメリカ合衆国で初めて認可を受けたベアナックル・ボクシングの団体として設立された。6月2日に第1回大会として「BKFC 1」を開催。その後、大都市のあるカリフォルニア州やフロリダ州といった州のアスレチック・コミッションでもベアナックル・ボクシングが認可され、大会を開催している。外国にも進出し、イギリス、タイ、ブルガリア、メキシコなどで大会を開催している。2024年4月27日、コナー・マクレガーおよびマクレガーの会社「マクレガー・スポーツ・アンド・エンターテインメント」がBKFCの共同所有者となることが発表された。

 今大会は、なんと元UFCヘビー級王者アンドレイ・アルロフスキーが参戦、元々はジェロニモ・ドス・サントスだったが、直前でキャンセルされ、代打で元PFL、元UFCのジョシュ・コープランドと対戦した。試合は、ボクシング技術の高さに定評のあるアルロフスキーが圧倒。スタンディングダウンを奪い、流血させる猛攻で、アルロフスキーが有利となり、4R終了で、コープランドの出血を見てドクターがストップ。アルロフスキーがTKO勝ちで見事に勝利を収めた。

 メインでは暫定ライト級王座決定戦が組まれ、ベン・ボナーがトニー・ソトに勝利して新王者に輝いた。

■ BKFC 71: Trout vs. Trinidad-Snake
日時:2025年6月21日(現地時間)
会場:アメリカ合衆国テキサス州フォートワース

<暫定ライト級王座戦決定戦>
○ベン・ボナー(英国)
 判定(ユナニマス)
●トニー・ソト(米国)

<ヘビー級>
○アンドレイ・アルロフスキー(米国)
 4R 2分00秒 TKO
●ジョシュ・コープランド(米国)

<フライ級>
○ジェシカ・アイ(米国)
 判定(ユナニマス) 
●マリヤ・アガポバ(カザフスタン)

<ヘビー級>
○ケンジー・モリソン(米国)
 3R 0分48秒 TKO
●アレックス・デイビス(米国)

<ライト級>
○ハイメ・デレオン(米国)
 1R 1分36秒 TKO
●ルーベン・ウォー(米国)

<ヘビー級>
○アンソニー・ギャレット(米国)
 1R 1分54秒 TKO
●ヘイズ・ウィルソン(米国)