竜司ウォルター引退試合で玉砕!

 23日、新宿FACEにて、10回目の自主興行「The Tempest Dragon竜司ウォルター引退試合」が開催された。メインで竜司ウォルター選手の引退試合が行われ、バチバチのファイトの末、竜司選手が玉砕、悔いを残すことなくプロレスラー最後の試合を締め括った。
 竜司選手の最後の相手に選ばれたのは、U-FILE王者である原学選手。試合はKOかギブアップで勝負が決し、5回先にダウンすると負けになるテンペストルールが採用される。
オープンフィンガーグローブをつけ入場してきた竜司選手だが、自らグローブをはずす。直前まで、竜司選手がオープンフィンガーグローブをつけるかどうかが未定であったが、素手の原選手に合せるカタチとなり、これにより両選手が素手で闘うことが場内にアナウンスされる。
打撃、投げ、グラウンドによる緊迫した試合となり、お互いにダウンを奪いあうスリリングな攻防が続く。
「竜司選手があと1回のダウンで負けとなります。」場内にアナウンスが流れ、先に4度のダウンを奪われた竜司選手が追い込まれるカタチとなり、より緊迫した雰囲気が漂う。最後は、原選手のチョークスリーパーで竜司選手が壮絶KO負け、現役最後の闘いを終えた。
 
■ The Tempest Dragon竜司ウォルター引退試合
日時:8月23日(日) 開始: 18:00
会場:東京・新宿FACE
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試合後には、引退セレモニーが行われた。写真は向かって左より、プロレスラー佐野直選手、矢野啓太選手、タレントの山田邦子さん、リアルジャパンの平井丈雅代表から花束を贈呈される竜司選手。
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「43歳になってしまいましたが、43まで好きな事ができ、闘う事もでき、感謝しています。プロレス業界に、また何かあったときには協力していきますので、宜しくお願いします。今日は引退式ができて、感謝しています。本当にありがとうございました。」

<第8試合 メインイベント テンペストルール30分1本勝負>
●竜司ウォルター(元格闘探偵団バトラーツ)
 7分34秒、チョーク・スリーパー
○原学(U-FILE王者)
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<第7試合 セミファイナル プロレスルール シングルマッチ30分1本勝負>
○鈴木秀樹(フリー)
 4分43秒、エルボー⇒片エビ固め
●若翔洋(元大相撲関脇)
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<第6試合 プロレスルール シングルマッチ30分1本勝負>
○スーパー・タイガー(リアルジャパンプロレス=レジェンド王者)
 10分17秒、タイガースープレックス・ホールド
●ブラック・タイガー
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<第5試合 ハイドコア プロレスルール タッグマッチ30分1本勝負>
○藤原喜明(藤原組)、宮本和志(宮本組)
 10分2秒、ワキ固め
金村キンタロー、●黒田哲広(アパッチプロレス軍)

<第4試合 テンペストルール シングルマッチ15分1本勝負>
●NORI(竜司TEAM)
 4分6秒、アームパンチ⇒KO
○柴田正人

<第3試合 テンペストルール シングルマッチ15分1本勝負>
○中村大介(元DEEPライト級王者)
 8分22秒、腕ひしぎ逆十字固め
●那須晃太郎

<第2試合 テンペストルール シングルマッチ10分1本勝負>
△SEIYA(竜司TEAM)
 10分時間切れ引き分け
△三州ツバ吉

<第1試合 テンペストルール シングルマッチ10分1本勝負>
●小坂井寛
 3分16秒、アンクルホールド
○山本裕次郎

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